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2008-10-29

小アルカナのソード 剣を持つ者は

1、ソードを持つということは

ウェイト版では、剣にさされたり、剣がまわりにあって動けなかったりする小アルカナ、ソードでございます。

剣は西洋では「騎士の剣」として、日本でも「武士の刀」として、人を攻撃する道具という使い方もあるでしょうけど、高貴なプライドとかそんなもんも表してると思います。

私は高校時代のフェンシング部だったのですが、トーナメント勝ち上っていくと、サリューといって名前呼ばれて剣持って挨拶するんですよ、栄誉・・って感じでしょう。選ばれた者がこれから試合すんだぞ!っていう感じでした。

 

2、ソードを持つ者は繊細な者

西洋も東洋も剣を持つ者は選ばれし者だったわけですね。特権階級。

でもね・・・フェンシングの剣てけっこう細いし

「すぐ折れる」

のです。ま金属ですから、再生しないので、そうなったら新しい剣を買うのです。

ここから考えると、剣を持つソードの世界は、繊細でプライドが傷つくともう2度と再生しない寂しい世界かもね。

大学院まで出た頭のよい方が、社会に適応できなくてひきこもってしまうみたいな感じがします。ワンドみたいな図々しい生きる力こそこういうときは必要なんだけどね。

3、東洋で剣(ソード)を持つ者は私はこの人を思い浮かべる

武士の映画といえばいろいろありますが、市川雷蔵の「眠狂四郎」シリーズ!!!!が最もソードらしい感じがします!

これは映画の娯楽ポイントをつくっていて、私は一時期けっこうビデオでみてました。

殺陣があり、セクシーな濡れ場があり、ストーリーも面白い〜〜〜!!小道具や大道具の素晴らしさ・・・・・

そして何と言ってもこの全体を覆う「暗さ」とこの人の「ニヒルさ」が、ちょっと特殊です。台詞とかもすごおい大げさなんだけど、この人は歌舞伎役者さんでもあったので、なんだか納得しちゃう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感情に蓋をして、剣だけを使えるのは、この市川雷蔵扮する眠狂四郎が私にイメージではピッタンコな感じなんですけどね。タロットのソードのカードを描けと言われたら、眠狂四郎円月殺法シリーズかなぁ・・。
市川雷蔵の私の中で1番の作品は三島由紀夫原作の「金閣寺」をモチーフにした「炎上」だと思います。実際にあった金閣寺放火事件をモチーフに三島由紀夫が書いた作品ですよね。市川雷蔵は主役の最後、火をつけちゃう役です。これがまー本当に暗い。

市川雷蔵は凛々しい剣士とか、華々しい役もしてたけど、この作品では「行くあてのなさ」・・みたいなものがにじみ出ています。

誰もこの孤独さをわかってくれない。そんな本質があったのでしょうね。つながりを拒否して生きていくイメージはまさにソードのイメージです。

 

 

 

 

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