3.タロット占いを深く読むために 列に並べて共通項を見つけよ

1:22枚を縦横無尽に理解する

1、タロットを列に並べてみよう!

タロットを学ぶ際、1枚1枚感じたあとは、22枚ずらーーっと並べてみましょう。この作業はマルセイユ版の方が良いです。

*全部横一列
紙芝居のようなお話を作ってみましょう!これは勉強になるよ!

*前半0から10まで横に並べ下段に後半11から21まで。ホドロフスキーの著作に書いてあった並べ方です。彼の著作を読むか自分でよく観察すると面白いです。

*4列づつ下から上に

*5列ずつ下から上に

*7枚ずつ・・というのはカモワンタロットではよくあるパターンですね。

前後左右を比べると共通点などもうっすらわかってきます。この共通点探しはあとあと、実際のリーディングで関連を作るのにも使えますので自分なりに「結びつき」を把握しておきましょう。

2、タロット22枚は流れは何を象徴している?

22枚の流れは、最初に出来事が発生して、他のエネルギーと絡み合い、対立しながら最終的には解決に向かうという流れを描いています。

1枚1枚は人生のとある瞬間の様子なのですね。そしてちゃんと次のエネルギーには意味があるのだと思います。

タロット12の吊られた男の苦しい状況は、次の13死神が新しい局面を開きますし、

タロット14節制の分別ある人間の表の顔と、次の15悪魔の見境なく欲望に突き進むでしょうし

タロット16のタワーで崩れてしまったあとは。17星の希望と復興があります。

カードとカードの間には「変化」のエネルギーがあるということをよーく意識しましょう。

3、1枚1枚のカードの間にあるものは

タロットは1枚1枚は人生の1瞬、そしてその間には変化のエネルギーが必ずあります。

同じように、今ある現実は、実は一つ一つがアニメーションのコマのように分断しているとも言われます。人間はだれも0.0000001秒という時間が感じられないから、誰もそうは思いませんが、一呼吸一呼吸、過去とはまったく違う「私」がいて人生を作り出しているとも言われています。

その分断している瞬間を、つなげようとするエネルギーがあるから、日々時間の中で生活することがとぎれがなく感じられるし「私」は昨日と同じ「私」でいられるのですね。

このつなげようとする意識は、とても大事な意識なんではないかと思うのです。

西洋では分断するのが得意ですけど、東洋は一つにしていくことが得意です。医学でも西洋は細胞レベルまで小さくしていきますが、東洋は体を一つの宇宙とみなして考えていきますよね。

タロットは西洋のものですが、実は東洋的な考えの「全体で一つ」であるものだと思ううです。それだからこそ、この1枚1枚をつなげるということはとても大事なことではないかと思います。カード1枚1枚に言葉で記憶でけでなく、1枚1枚の間を意識しないといかんということです。

タロットを深く読むためにシリーズ

1:タロット占いを深く読むために1番大事なこと

2:22枚の通しテーマを把握する

3:列に並べて共通項を見つけよ

4:大アルカナと小アルカナとコートカードの違い

5:質問の書き換え力を養おう

6:直での読み方とは?

7:未来は決まっているの?

8:現実にできるだけ落とすこと

9:主題の求め方

10:ストーリーの作り方

11:情に寄り添う言葉小アルカナ

12:直感読みタロット練習法

13:カードの意味の階層を増やす

14:2枚読みとは

15:逆位置の考え方


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