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2008-08-18

パスワーキングはタロットだけではない

1、パスワーキングには絵も使える

パスワーキングというとタロットを使うのが王道ですが、ドロレス・アッシュクロフトノーウィッキは「絵や音楽や詩」を使っても良いと、かいています。

イギリスの人なので、イギリスの作家、詩人、画家が多いです。ノーウィッキはパスワーキングに適した絵画として「絵画の中に誘う主題」があり、「おとなしめの絵」とも書いてあります。

具体的にはターナー。

スクリーンショット 2015-05-24 19.22.24

ターナー 雨、蒸気、スピード グレート・ウェスタン鉄道
ロンドン、ナショナル・ギャラリー

ターナーはイギリスの18世紀末に生まれた画家です。最初は「名所風景画家」として、普通に描いてたのだけど、途中から、印象派を先取りしたような、ものすごいかっこいい絵を描いていて、私もすごく好きです。外に広がる開放感がなんとも気持ちよい。

ノーウィッキがターナーのどういう時代の絵を推奨してるかまではわからんのですが、まーこれは好みで選んでいいのではないかしら。

これをタロットと同じように最初じーっと見てからイメージしてその風景に入るということをするのですね。

 

2,パスワーキングは詩や音楽も使える

ノーウィッキはイギリス人なので、英国の有名な詩人(ワーズワースやコールルッジ)をあげていました。これも風景のイメージを膨らませるような詩の内容です。

しかしこういう文章に慣れていない私からすると、ちょっとその世界に入るのが難しそうでございました・・・。

長ったらしいので聞いてられないし、こういうのは英語でわからないとその世界に入りにくいのでは・・と思ったりしています。

日本人だったら日本人の谷川俊太郎さんがいいと思っています。

また、パスワーキングの音楽もできるとかいてあったのですが。確かにこれはすごい効きます。

私は大昔、松村潔先生のライフシンボルというお絵描き講座へ行っていたことがあります。自分のサビアンシンボルを絵を描くというワークだったんですが、事務所は大きな音でクラッシック音楽が聴けるという夢のような空間でした。

その日の先生の気分で、多分流す曲が決まっていたと思うんです。

それで描く方は「今日はこれを描こう」と自分で決めて描くのですが、ある日、いつもとは違う、かなり聞きずらい音楽がかかっていたのですね。

自分の題材で絵を描こうとしてるのに、なぜかその音楽にズルズルひきずられてしまって、そのとき頭に浮かんだイメージが多くなってきてしまって、テーマが違ってしまって変な絵を描いたことがあります。

左下にとげとげの上を歩くバレリーナを描いて、そのままその人が黒い鉄球にばけて螺旋描いて真ん中へ移動するみたいな。右側は砂漠のような砂の上に重いボールの跡。この画像がもうないんだけど・・・。

その曲は、シェーンベルクとかベルクとか、調性を使わない作曲家たちの誰かだったと思いますが、その種類の作曲家の名前を言っていたような記憶があります。

私は音楽を聴いてイメージが出てくるということは初めてだったのですが、これは作曲家のピリピリ緊張し、研ぎ澄まされた思考の軌跡みたいなものがこの音楽に残っているのではないかと思いました。

音楽の曲に入るということは、その作曲家の思考を追体験をすることでもあって、それがある意識レベルで同調すると伝わってくる。後にも先にもこれ1回限りのすごい体験でした。

後から考えると、これはいわゆる、音楽のパスワークだったんだと思います。

まぁ、ノーウィッキは、こういう硬派な曲よりも、オペラ全般、ベートベンやヴィバルディ、行進曲などをあげていました。

私の好きなドビュッシーやシベリウスも入っていましたね。視覚化しやすい音楽がよいとのことを書いていました。

 

 

3、パスワーキングは物語も使える

ノーウィッキは、文学作家ささながらの、ながーーーいパスワーキング誘導を何本も作っていて、私はこれらをを読んだ時「この人は作家?」と思ったぐらいです。

パスワーキングはタロットだけではなく、誘導でイメージを膨らませていくということもあるんですね〜〜。

また子供の頃、親にお話を読んでもらって、イメージを膨らませていたことにもつながるんだなーと思いました。

パスワーキングを自分でお話のように作るためには、膨大なイメージや象徴体系や、データをたくさん集めなさいと言っています。

頭にないイメージは思い起こせないということですね。

魔法使いはあらゆるイメージを探して集めないといけないようです。

 

 

 

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