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2008-08-30

タロット 隠者への悪魔の誘惑

悪魔の誘いにも負けず瞑想に励む聖アントニウスはタロットでいう「9隠者」といえるでしょう。「聖アントニウスの誘惑」は、画家のインスピレーションを刺激するようで、私の大好きなヒエロニムス・ボスも描いています。

 

 

 

 

 

 

ヒエロニムスボス1505  リスボン美術館
どこですかアントニウス様〜〜〜!

いた!

 

 

 
ボッシュ、ボスはネーデルランドに1450年ごろ生まれた画家。私はまだ本物見たことがなく、1度は本物を見たいと思っています。リスボンてポルトガルだっけ?行きたいなぁ。
こういうごちゃごちゃいろいろなものが画面にある絵、大好きです。自分がそこにいたらどんなかなって思いやすいと思うのです。ボッシュの絵は奇怪な生き物、(これが悪魔達ですね)がうごめいていますが、これもなんだかユーモラスで笑ってしまう。煩悩や、悪魔、誘惑がたくさんいる国に一人入り込んでる感じですね。
左上奥地は火事になってます。聖アントニウスはほぼ真ん中にいて、右にぼろっちい小屋のような塔のくずれた中に、かろうじて十字架があるのが見えますでしょうか?神はそこにしかいなくてちょっと離れたところですがっている聖アントニウス。
「だめだこりゃ」
という言葉が浮かんでしまいました。これは無意識下に沈んでいる欲求が聖アントニウスに助けを求めに来てるのではないかしら。私には火事のあるところから、画面左から右へ登場人物が動いているように思えます。左から右は外へ向かって行く方向。
無意識の噴出でキリストを祭っているほったて小屋もいつ壊されるかわからない。かりそめの避難所みたいな感じがしました。

 

 

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