2025/3/14乙女座新月ホロスコープとサビアンシンボル

3/14は乙女座で満月です。日本では見られないですが月食。

月食なので半年ぐらい影響が強い満月です。天王星と太陽月がタイトに関わります。新月を調停してくれるのが天王星。家族やグループで役割の変化、それまでの共同体を変えていくような勢いが強い満月です。今までのルーティンの役割の機能が変わりそう。太陽は土星と合ですし、責任を持って新たな役割をやっていくようです。

新月の乙女座と太陽の魚座の意味・・・・この二つのサインは社会の裏側で丁寧に奉仕をしていきます。多くの人がやりたがらない「最終処理」。クレーム処理や汚物処理やゴミ屋敷処理・・・放っておいてしまったものの整理となりますね。誰でもどこかでそれは向き合わせばならない。最も暗い影と向き合うのが乙女座・魚座ではないかと思います。

満月のサビアンシンボルは乙女座 24度:メリーと彼女の白い羊。

ルディアは出会いでの非暴力・新鮮さという言葉を書いています。メリーさんの羊の歌は学校についてきてしまう羊のことを歌っていましたがその羊を受け入れる純真な優しさ。幼さの中に白い羊をなんとかしてあげなくちゃという純粋なお世話の気持ちもありそうです。

太陽のサビアンシンボルは魚座24度：人の住んでいる島。

心の中のイメージとして考えてみてください。一つの島はひとりの心。島(心）の中にはさまざまな人（元型）が住んでいますが、内的な存在と協力しあいながら自分の中心と結びつき平和に過ごそうとする気持ち。

そしてここに天王星サビアンが「牡牛座 25度:大きく手入れの行き届いた公共の公園」です。

ここはより質の高い人が集う良いステージだと思っています。小さな島で優しさを培ったメリーさんと羊が、素敵な公園でデビューするみたいなイメージも浮かびます。こんな上質な場所があれば子供であるメリーさんも羊も島を出ても安心だなぁって思うのです。

今年は天王星が久々に双子座に移動します。牡牛座にあった天王星は自分の持ち物の価値観の変容という意味があったと思います。それがいったい何だったのかの振り返りをしても良さそうですね。あなたの2018年からの流れどうだったかしら？

土星のサビアンシンボルは「魚座 23度:心霊現象」です。

これは霊媒に霊的なエネルギーがおりてきて・・みたいな感じですけど、ルディアは「実体化」という言葉を書いています。単に霊を下ろすのではなくそれを現実化する意味があります。さらにここは土星です。責任をもって信念を形にしていかねばなりません。

前も書いたけど、海王星でぐっちゃぐちゃになった泥だらけの道を土星はそれを再び見つけ、歩きやすくしてくれている作業を黙々としています。境界線がなくなった場所には測量に入り、わかりやすい基準点をうっています。心の中で、受け入れすぎた部分に杭を打ち測量し、自分の領地はどこまでだ？を確認しています。これこそ海王星がやらかしまくった曖昧なものを「最終処理」をしてくれてるのが土星。これがみんなの心の無意識で起こっています。自分が犠牲にならず快適に生きれるように、境界線の調整をしています。

海王星はもう最後の最後で3月下旬に牡羊座入り！

海王星は混沌を示します。混乱の予感がすでに世界に蠢いていますね。前のサイクルの海王星の牡羊座入りは明治維新ちょっと前でした。この時も日本では西洋が入り込み新たな時代がはじまったわけですが、今度は世界級の変化。これはAI が人間の意識に入り込むってことだと思います。

また牡羊座は強烈な自我だけど、海王星が入ることで自分の一部を開け渡すみたいなイメージを感じます。すでにAIに仕事をお任せしはじめて人もいるのではないかと思いますが、「自分が決めること」を外部に委ねることが当たり前になる。「開けっぱなしの自我」かな・・。それによって自分の限界を越えることもできるでしょう。良いも悪いもあると思いますが。

そんな新しい「ニュータイプ」が増えていき、新しい時代が動いていくのですね。みなさんも私も新たな時代を生み出す一人ですよ。これからどんな選択をしていきますか？

海王星が魚座の最後の貴重な時期でございます。魚座海王星といえば夢ですよね。でも私は今あまり夢をみていません・・・でもアクティブイマジネーションはずるずる続けています。アクティブイマジネーションとは物語づくりみたいなことなんですが、単に物語を書くではなく夢と「折衝」するという言葉が老松先生の本に書いてありました。

無意識にさらわれず対峙していくということがわかってものすごい衝撃を受けたのを覚えています。それぐらいの目覚めた意識がないと、他人の無意識の物語に容易に情動レベルで巻きこまれてしまいます。情動が動きやすいシーンは恋愛もそうですし、家族間は特に多いですよね。

私も藤沢へ戻ってから、実家に行くことが増えました。でも家族間の感情のドラマが動いてるのを心理的に離れたところで見ています。夢分析受けないで戻っていたらもっと家族の無意識の物語に、簡単に引きづり込まれていただろうなぁって思います。

それで私の夢分析テーマ最初の方は挫折した父親像の再構築でした。分析スタートから1年後ぐらいで、夢の中に頭の欠けた若い父親がでてきて内的父親像が生まれ変わったのでした。

そんな夢を見たのですが、一昨年父の病気が発覚しました。それまでも積極的な生き方をしてない人でしたから、妹にも母にも無視されてて邪魔者扱いされてて「病気になったしこのまま消えてしまうかも」って正直思っていたのです。

でも昨年親戚が亡くなって環境が変わり・・・この間実家に行ったら、なんと今年から親戚の小さな畑をお願いされて、実質ひとりで好きな野菜をつくることを始めるそうなのです。私の父は農家出身で退職後すでに小さくみかんやブドウなどは作っていましたが、・・・ガチ畑は初めてで計画表作って超絶イキイキしてました。

父親が復活したって感じで、本当に現実もこんなふうに変わっていくんだなと驚いています。父親の復活は私の心の中でのエネルギーも復活したということだと感じます。自分は手術もありましたし。

私の出生図、太陽冥王星スクエアで、これは父親像が挫折とか、グレートマザーに飲まれてしまう意味がありますよね。呪いみたいな意味がありますがでもその呪いを夢分析は解放してくれました。

それで、大事なことは「これで終わったわけではない」。いつでもそのような状況は生まれてくるけど、その時の自分の意識が、眠ったままのぼんやりした無意識ではなく、アクティブでいられるという事なのですよね。無意識はこちらから真摯に関わろうとすると必ず何かを返してくれるし、自分らしい道を示してくれます。夢解きにご興味ある方、またホロスコープ勉強したけどその先に進みたいと思っている方、ぜひお申し込みくださいね。

夢を見ない方は箱庭セラピーおすすめです。

LINEでもお問い合わせやご質問など承っております。