2025/6/11射手座満月ホロスコープとサビアン

射手座満月 知的に背伸びするチャンス到来!

6/11の16:44は射手座満月です。満月のサビアンシンボルは「射手座 21度:借りた眼鏡をかけている子供と犬」です。

サビアンシンボル射手座21度
サビアンシンボル射手座21度

射手座はめいっぱい背伸びをするのが好き。このサビアンは子供が借りたメガネ(借り物の視点)で世界をみようとします。ここでは知的なツールを身にまとい背伸びして学びたいようです。

なぜか?180度お向かいの太陽は「双子座 21度:労働者のデモ」です。

決まりきった社会ルールをひっくり返すために世の中に強く自分たちの権利や意見をアピールします。デモは多くの人たちが道を歩きめいめいがプラカードを持ち、言葉を繰り返します。労働者は双子座の8度あたりでもでてきましたが、双子座は地位やお金や伝統を持ちえない存在。だからこそ自分たちの立場を守るには「世間の意見」を力にして世の中を渡っていくわけですね。射手座の満月はそのために学ぶのです。

木星蟹座入り 安心できる心の居場所を広げて行って

木星がいよいよ蟹座に入りました。「蟹座 1度:巻かれひろげられた船に掲げられた旗」自分が属する集団やコミュニティとの関わり方を考えるサビアンです。

サビアンシンボル蟹座1度
サビアンシンボル蟹座1度

あなたには船ってどんなイメージがありますか?船というのは普通の人には非日常空間ですよね。学生時代に鹿児島から沖縄へフェリーで行ったなぁ・・なかなか長い旅路でしたねぇ・・。

船の中では陸と違ってここの場所が嫌だからと言って外に逃げられないですね。船長の言うこと聞かねばなりません。仕事の船に乗船しいるなら持ち場の責任を持ち仲間と一緒にやっていかねばなりません・・。

私は夢分析2年目ぐらいだったか、おんぼろ船(昭和20年代のバラック小屋みたいな家が上に乗った船)が港にやってきて大きな母に「停泊させろ」と言われ綱で港に結びつけたという夢を見ました。それは古い家=自分の母方の古い家系の世界があなたの無意識の中でむすびついたから、これからそれと向き合いなさいよという意味だったと思います。心の中にはこうやって「果たしきれない無念さを持って漂流している」エネルギーがあります。夢解きではそれを一つ一つつかまえて認識し、成仏(!)みたいなことまでしますね。他の方の夢をみさせていただくと、みんな同じような旅をしていることもわかります。

さてサビアン1度の船の旗はグループの座右の銘みたいなものがあって、それに従えよっていう話であります。その旗を掲げる集団にコミットした活動が拡大しやすいのが2025年です。木星は蟹座で輝きますのでね。あなたにとって信じられる場所やコミュニティはどこになるでしょう?

そんなのないなぁ・・・っていう方もいるかもしれません。大人になるとなかなか難しいですよね。私個人的には外部じゃなくて心の内側にそういう感じられるのであれば、外側を探さなくても良いのではって思いますよ。蟹座は安心できる感情だからね。それが外でなくてもいいんですよ。

今回は対立する葛藤を乗り越える満月

特に蟹座に入ったばかりの木星・水星と牡羊座に入ったばかりの海王星土星のスクエアが目立ちます。
サビアンシンボルの水星は「蟹座 5度:列車に破壊された自動車」これは組織の鉄の意志に従う(運命の)サビアンだと思う。

サビアンシンボルの木星「蟹座 1度:巻かれひろげられた船に掲げられた旗」先ほどでましたね。

集団の旗の言うこと聞かないとダメよ!っていう考え方が増長されます。この二つとアスペクトとっているのが海王星土星です。

サビアンシンボルの海王星は「牡羊座 3度:彼の祖国の形をした男の横顔のカメオ」自分のルーツをはっきりさせ個人として力を強める。

サビアンシンボルの土星「牡羊座 2度:グループを楽しませているコメディアン」

蟹座は組織が絶対!牡羊座は本来勝手に生きるサインだけど、サビアンシンボルでは牡羊座の最初少し気弱なスタートなんですよね。コメディアンは集団に慣れようとグループを楽しませています。でも海王星だけは「私は私のルーツを大事にしたい」と思っているように感じます。

天王星が双子座に入る〜夢と占星術のこと

今年の占星術カンファレンスzoomにはなんとオーストラリアの占星術家ブライアン・クラーク先生が登壇されるではないですか!!!素晴らしい先生です。ブライアン・クラーク先生の講義は私は過去他に2回ほど参加したのですが、ブライアン先生はカウンセラー的な在り方が強く、その個人の在り方は文化や言葉を超えて、人の心を打つ講義でした。心は本当に言葉を超えて、世界共通なんだなって思います。

2018年に日本に来日され「夢と占星術」のワークショップを長野で開催されたのです。素晴らしいワークショップだった。その時の模様はこちら。

この時から夢と占星術めっちゃ興味あった。でこの時先生は個人チャートをつっこんでいくのではなくイベントチャートを立てて、夢の意味とそして夢の象徴がリアル世界にたくさんあるんだよ!ってことを強調されていたのです。

私個人的にはなぜかな?って思ったけど、でもこれがブライアン先生の立ち位置なんだなって思ったのです。ブライアン先生は個人セッションには夢はつかわずこういうグループワークでつかってると言ってました。

その時からずっと「夢と占星術やってみたいけど、自分が夢分析うけないとわからんからなぁ・・」と思っていたのですが、2020年から夢告堂の今井先生に夢分析を受けることができ、こんな経緯もあったのでこれは私にとっては本当にラッキーなことでした。

でもって今井先生もブライアン先生と同じ、個人チャートあまり重きを置かない立場をとっておられたのですよね。でもようやくわかってきた。お二人の共通の考えにジェイムズ・ヒルマンという有名な分析家の考えがあるからだなとやっとわかってきたのです。

ヒルマンの考え方〜心はどこに

それは、ヒルマンは心は「外側にある!」っていう考え方なのですよね。内面ばかり追求しないで「心はもっと広い、世界そのものの性質なのでは」というところから世界の魂の中に私たちが生きているという視点をとったそうなのです。

内側だけでなくて外側に起こる偶然の一致、そんな大いなるものが動かしたような出来事に触れると、人間は謙虚にもなれますしね。占星術と相性が良いですよねこの考え。でも占星術の知識で夢を解釈したら、夢(無意識)は力を失い、変容のエネルギーになっていきません。そのあたりも私自身がようやく理解してきました。

2018年のブライアン先生のワークショップで、牡牛座のDNA的な土台に天王星の覚醒の視線が入り、出会いがあり、新たな意識の地平の目覚めになりました。天王星だよね。これからこの体験をどうやって落としこみ、今度は双子座の知性の領域を切り開くか?がこれからの私のテーマです。

カンファレンスはブライアン先生のほか、素晴らしい先生方が登壇しますので、占星術マニアの人は参加してみては・・?

よしだ
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    よしだ
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