心理占星術とは〜普通の占いとの違い・星とユング心理学とつなげた理由

「占星術って、当たる・外れるの話じゃないの?」 最初はそう思っていた方も多いです。

でも、心理占星術は違います。あなたという人間の心のあり方を読み解くツールです。

  • 自分の使命ってなんだろうな・・・
  • 毎日ちゃんとこなしているのに、なぜか満たされない
  • 「これが本当にやりたいことだったっけ?」と立ち止まってしまう
  • 人生の転機を迎えこれからの自分をどう生きればいいかわからない
  • いつ自分の人生が変わるんだろう??

こういう気持ちが動いたら、それを変えていくヒントがあるのが、心理占星術です。苦しい時や辛い時、星の導きがあるということがわかると少し前向きになれると思います。

このページでは、心理占星術とは何か・普通の占いとどう違うのか・どんなことがわかるのかを、初めての方にもわかりやすく解説します。

心理占星術セッションはこんな方に向いています 

● 人生の転換期にいる方 
40代前後で「このままでいいのか」と感じている。 
転職・離婚・子どもの独立など、大きな変化の前後にいる。 
更年期の変化とともに、心のざわつきも感じている。 

● 自己理解を深めたい方 
同じ悩みや人間関係のパターンが繰り返される気がする。 
強みはあると思うのに、うまく活かせていない。 
「本当にやりたいこと」がわからなくなっている。

 ● 心理・精神世界に関心がある方 
ユング心理学や無意識の世界に興味がある。
 カウンセリングは敷居が高いが、自分の内面を深く知りたい。 
占いとカウンセリングの間のような、 自分を深く見つめる時間を求めている。

「占いを信じているわけではないけれど、自分のことをもっと深く知りたい」 そう思っている方に、特に向いています。

1. 心理占星術とは何か

心理占星術とは、西洋占星術でも「心理」に焦点をあて、ホロスコープ(星の配置図)を使って、あなたの心の仕組みや人生のテーマを読み解く占星術です。西洋占星術といえば性格や心の特性をみますから西洋占星術といってもいいのですが、私はユング派の夢分析を受けたので、あえて「心理占星術」という言葉を使っています。

西洋占星術の歴史は古く、数千年前にさかのぼります。かつては「王や国の運命を占うもの」でした。これらは戦争や旱魃、飢饉などがいつ起こるのかなど、国にとって大事な出来事を占っていました。

20世紀に入り、心理学と融合することで大きく変容しました。

特に影響を与えたのが、スイスの心理学者カール・グスタフ・ユングです。ユングは「集合的無意識」という概念を編み出し、人類共通の「心のパターン」があることを考えました。これが元型(アーキタイプ)と言われるものです。この考え方にユングに影響された占星術家が始めたのが「心理占星術(現代占星術)」という分野です。雑誌などの占いはこれに当てはまります。

雑誌の占いは「太陽がどこの星座にあるか」だけで書いていますが、本当は10個の天体がどこにあってどんな関係になるかを見ていきます。 生まれた瞬間の空の配置が、あなたの気質・才能・課題・人生のテーマを象徴的に示しています。さらにこれらは成長するにつれ変容していきます。両親や家族、友達との関係、また現在の動いている星によっても書き換えられていきます。ですので出来事ではなく「内側の心の動き」として見ていきます。

2. 普通の占いと何が違うのか

「彼からいつ連絡来る?」・・・これが多くの人がイメージする「占い」です。

でも心理占星術は、いらっしゃった方の心の内側にフォーカスを当てるものです。その人がどんなことに今悩んでいるのか、そしてどんなことが得意で、どんなことを課題にしていて、どんなことを得意として、どんなことを仕事でやっていけばいいか・・などを読み解いていきます。

その生まれ持った型は生きていくうちに変化するのでその心(現実)が変化しそうなタイミングもみていきます。

心理占星術のセッションは、星を通じて、あなた自身があなたの心を理解していく時間です。「怖いことを言われるんじゃないか」という心配は不要です。ここでは、脅すような占いは一切しません。自分の可能性を広げる視点を持てるのが心理占星術の特徴です。

3. ユング心理学との深い関係

心理占星術を語るうえで、ユング心理学は切り離せません

ユングは「人間の心には、意識と無意識がある」と考えました。私たちが日常で気づいていない感情・恐れ・欲求・怒りそれが無意識の層に存在し、人生のパターンや繰り返す悩みを生み出しています。

ホロスコープは、そのような無意識のパターンを可視化してくれるものです。

「なぜ同じ人間関係の悩みが繰り返されるのか」 「なぜあの人といると消耗するのか」 「なぜ自分のやりたいことがわからないのか」

星を知ることで、これらの問いに一筋の光が差し込みます。

ディーン・ルディアが開いた人間中心の占星術

ユング心理学の影響を受けて占星術を大きく変革した人物が、フランス生まれのアメリカの占星術家・哲学者ディーン・ルディアです。

ルディアは1936年に著した『占星術の人間化(Astrology of Personality)』の中で、それまで「運命の予言」として使われていた占星術を、人間の成長と個性化のプロセスを読み解くツールとして再定義しました。

ルディアにとってホロスコープは「何が起きるか」を示すものではなく、「その人がどのように生きることができるか」という潜在的な可能性の地図でした。ユングの「個性化」人が本来の自分になっていくプロセス〜という概念と深く共鳴するこの考え方は、現代の心理占星術の礎となっています。

リズ・グリーンが体系化した心理占星術

ルディアの流れをさらに発展させ、心理占星術を現代的に体系化したのが、イギリスの占星術家・ユング派分析家リズ・グリーンです。

リズ・グリーンはロンドンのユング派分析家協会でトレーニングを受けディプロマを取得した、正式なユング派分析家でもあり1976年の著書『土星(Saturn: A New Look at an Old Devil)』で占星術界に衝撃を与えました。それまで不運の星として忌み嫌われていた土星を、魂の成長のために必要な試練と成熟をもたらす星として読み解いたのです。

さらに1983年には心理占星術の学校、占星術心理学センター(CPA: Centre for Psychological Astrology)をハワード・サスポータスとともにロンドンに設立し、ユング心理学・神話・元型論を統合した占星術教育を世界に広めました。

リズ・グリーンの最大の貢献は、ホロスコープの各要素をユングの元型(アーキタイプ)と結びつけたことです。惑星は単なる天体ではなく、人間の心の中に宿る普遍的なパターンの象徴として読み解かれます。

吉田結妃の占星術とユング心理学の関わり

私は高校時代に、河合隼雄先生の「無意識の構造」 中公新書 を読んで潜在意識に興味も持ちました。詳細はこちらのプロフから「人のこころに興味をもったわけ」をお読みください

しかし、大学で心理学を学ぶことは選択せず、絵とデザインの世界に向かったわけですが、その世界で大きく挫折してしまったのです。ショックを受けた私はそこからどう生きていけばいいのかと、自分を支える思想の土台をつくるべく様々な本を読み漁ったわけですが、その中でリズ・グリーンの「占星学」を読んで衝撃をうけました。

それまで興味があった星占いと深層心理を考えるユング心理学を組み合わせて研究している人がもうすでにいるのだということに本当に感動しました。心と星は繋げて深く考えることができるのだ!それによって自分の心がどのようなものなのかがわかるのだ!私は深い喜びを感じました。

その本を読んでから、占星術をまずはしっかり取り組みたいと思うようになりました。すべては「自分の心」を知るためです。

国内では主に松村潔氏に学びました。海外の占星術家からはユングの思想を大事にされているブライアン・クラーク先生の「家族の占星術」「夢のホロスコープ」というワークショップに参加し(ワークショップ参加の記事はこちら)に強い影響を受けました。これに参加して私は「夢と占星術をやっていきたいと思ったのです。夢をしっかりもっと学びたい・・・しかし一般人向けに夢分析をしている分析家は見つからず、諦めていました。

しかしそのワークショップを受けて3年後に、チューリッヒユング研究所所属のユング派分析家・今井晥弌先生のもとで3年間、教育夢分析を受けることができました。これは私にとって幸運な出会いでした。先生からはユング心理学の講義も学び、スーパービジョンも受けることができました。

さて日本にユング心理学(夢分析)を広めた第一人者は河合隼雄先生です。河合先生は箱庭療法も日本人に向いていると考えて、導入されました。夢と箱庭は一見、全然違うと思うかもしれませんが、河合先生が日本に導入されたのです。

夢も箱庭も共通しているのは言葉でない「心のイメージ」を扱うところです。無意識は言葉を使いすぎると、防衛されてしまい、心の本当に深い隠れた部分に触れられなくなります。

繋がるには「イメージ」が必要なのです。夢も箱庭も「イメージ」です。イメージは無意識の表れ。それが人生を導くものとしてとても大事にしているのです。

私自身が、占星術の星だけでは届かない、心の深いところに触れることを夢分析と箱庭で触れることができたので、2021年から夢解きや箱庭表現セラピーも取り入れることにしました。

ですから私も単に占星術にオプションのメニューとしてつけたのではなく、ユング心理学という同じ根から育った無意識への3つのアプローチを統合しているということです。

占星術と夢の統合について体験してきたことは、以下をご覧ください

「占星術家がなぜユング派の夢分析を受けたか」

→ 「占星術とユング心理学の意外なつながり

20代で出会った一枚の絵が、無意識の深さを教えてくれた〜ユング心理学「普遍的無意識」とは何か

4. ホロスコープで何がわかるのか

ホロスコープは、あなたが生まれた日時・場所をもとに作成する「天体の配置図」です。主に以下のような天体がどこにあるのか?どんな関係性なのかをみていきます。

● 太陽:あなたの人生のテーマ・自分が目指す理想。外の世界でどう輝くか。

● 月:母親との関係でできた感情の無意識のパターン・どんな安心を求めるか。

● 水星:思考やコミュニケーション・情報発信や世界をどう処理するか

● 金星:愛し方・価値観・喜びを感じるもの・人間関係のスタイル。

● 火星:行動力・欲望・怒り・戦い

● 木星:拡大・成長・恩恵・信仰心

● 土星: 課題・父権的な常識・乗り越えることで得られる成熟。

● 天王星・海王星・冥王星 世代的テーマ・人生の深い変容に関わる惑星。深層の無意識にある分離させるエネルギー・恐怖・そこから逃れるための夢の方向性などを示す。特に夢解きを深めていくとこのエネルギーとの向き合うことが多くなる。

この10個の天体が、人物のように心の中で会話していると考えてみてください。心の中のおしゃべりはいろいろな意見を持ってる心の中の人が会話しているはずです。例えば「土星」であればイメージとしては厳しいルールをいうおじいさんイメージ。「こうすべきだ。こういう時はこういうルールに従わなくてはならない」と言っているイメージです。でもそれに対抗して「火星」であれば「いや自分ひとりで挑戦してみたい」となります。心の中で葛藤が生まれますよね。これが心理占星術のホロスコープの考え方です。どんな葛藤があるのか?どうしたらその葛藤を乗り越えていくことができるのか?自分の思考パターンを認識し考えていくのが心理占星術です。

さらに天体がサイン(星座)に置かれてそのサインらしい色がつきます。例えば「太陽」が「牡羊座」であれば理想(太陽)がエネルギッシュに行動し戦っていく(牡羊座)になっていき明日。さらに12のハウス(人生の場面)にどう配置され、どのように関わり合っているかをみていきます。

さらには「仕事の方向性」「今生でやるべきこと」「今どんな星の配置でどんな影響があるのか」なども詳細にわかります。

土星の元型とは〜自分を責める声が止まらない時

冥王星が水瓶座に入った時代に生きるあなたへ〜「忘れていた私」が目覚めるとき

傷ついたヒーラー 占星術のカイロン

サビアンシンボルで、これからの自分の「魂の物語」を見つけよう

5. 40代中盤からの人生〜占星術とユング心理学の関係

ユング心理学でも語られるこの言葉は、40代前後に多くの人が経験する「人生の折り返し点」のことです。

それまでは「外の世界」……仕事・子育て・社会的な役割に向けていたエネルギーが、ここで向きを変え、「内なる自分」へと向かい始めます。

更年期の身体の変化も、この生き方の転換のサインです。

「なんとなく満たされない」 「自分が何者かわからない」 「正体のわからない不安がある」

そのもやもやは、今までの自分を支えてきた古い信念を再確認する時なのだと思います。それは本当の自分が「そろそろ表に出てきたい」というサインでもあります。

そしてそのもやもやの奥には、子どもの頃に抑圧したまま忘れてしまった「秘密の感情」が眠っていることがあります。

言葉では届かない、その感情。

だからこそ私は、ユング派分析家・今井晥弌先生が企画された「秘密の感情カード」をセッションで使っています。言葉ではなくイメージで無意識に働きかけ、あなたの裏側にひっそり眠っている気持ちに、じっくり寄り添いながら解放していきます。

占星術では、この時期に特有の天体の動き(土星回帰・冥王星のトランジットなど)があります。星を読むことで、「なぜ今この変化が起きているのか」が腑に落ち、迷いが方向性に変わっていきます。

また、もし困りごとに直面しているなら……それはもっと深い無意識からのメッセージです。子どもの頃から無意識に溜まった考え方が隠されていて、それに気づく必要がある……そんなシグナルが現実を通して教えてくれているのだと思います。

そんな時は箱庭表現セラピーや夢解き、そして秘密の感情カードで、優しくゆっくり無意識を見ていくことをお勧めしています。

→ 「更年期の言葉にならない不安を星と無意識で読み解く

土星の元型とは〜自分を責める声が止まらない時

冥王星が水瓶座に入った時代に生きるあなたへ〜「忘れていた私」が目覚めるとき

6. セッションのメニューについて

ウラニア・ガーデンでは、以下の3つのセッションをご提供しています。

① 心理占星術セッション(60分・12,000円)

あなたの出生ホロスコープを読み解き、本来の気質・才能・人生のテーマ・現在の運気をお伝えします。人間関係・仕事・人生の転機など、具体的なお悩みにもお答えします。またご希望の方には心理的なものだけでなく1年間の星の動きの概要や、設立日のスタート日の選定なども行なっています。セッション後には、ホロスコープ資料+リーディング資料をお渡しします。


初回の心理占星術セッションはメルマガ登録で20%オフになります。

② 箱庭表現セラピー(60分・6,000円)

砂箱にミニチュアを置いていく「箱庭」を通じて、言葉にならない心の声を外に出します。深層心理に働きかける、非言語のセラピーです。

③ 夢解きと占星術・夢チャートセラピー(60分・6,000円)

あなたが見た夢をホロスコープと合わせて読み解きます。無意識のメッセージを意識化する、ユニークなアプローチです。

対面(藤沢)またはオンライン(Zoom)で受けていただけます。(箱庭は対面のみ)

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7. よくある質問

Q. オンラインでも効果はありますか? はい、対面と同じ効果があります。Zoomを使い、ホロスコープやサビはんカードも画面共有でお見せします。全国・海外からもご参加いただけます。

Q. 出生時刻がわからないのですが大丈夫ですか? はい、可能です。正午(12時)で作成したホロスコープを使用します。一部読めない部分もありますが、多くの情報は得られます。

Q. 占いは初めてですが大丈夫ですか? 初めての方が大半です。専門用語は使わず、対話を大切にしながら進めます。怖いことは一切言いませんのでご安心ください。

Q. 心理占星術と普通の占いはどう違いますか? 「当たる・外れる」ではなく「なぜそう感じるのか・どう生きたいか」を一緒に考えるアプローチです。カウンセリングに近い感覚です。

Q. どのくらいの頻度で受ければいいですか? まず1回受けていただき、その後は3〜6ヶ月に1回が目安です。人生の転機や大きな決断のタイミングでご活用ください。

8. まず一歩、踏み出してみませんか

人生の後半戦は、外ではなく内に向かう旅です。星はあなたを縛るものではなく、あなたが自分らしく生きるための「意志」を確認するものです。

17年3,000名以上のセッション実績を持つ吉田結妃が、あなたの星とこころの物語を一緒に読み解きます。

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