西洋占星術家・タロット・夢解き師
米国CTI認定プロフェショナルコーチ(CPCC)
神奈川県出身。
武蔵野美術短期大学グラフィックデザイン科卒業。
ブックデザイン事務所勤務後、銅版画工房で版画の技術を学ぶ。画廊に勤めていた時、版画作家さんの木版のカルタ「悪魔骨牌(あくまかるた)」に触発され、版画の1種としてタロットに興味を持つ。タロットのパスワーキングを知り、パスワーキングしてイメージを寄せ集めた2005年オリジナルタロット版画を制作。個展発表。
2008年から占い師活動スタート。2008年〜2010年まで占い館や電話占いに属し、その後、占い師と名刺とロゴマークデザイナーとして独自に活動。2011年1月米国CTI認定プロフェッショナルコーチ(CPCC)資格合格。
タロット・占星術・意識探索系は主に松村潔氏に習っています。英語の占星術雑誌The Moutain Astorologer 誌の読み会を石塚隆一先生にお願いして2013〜2020まで主催。
2014年からサビアンシンボル360個を消しゴムハンコで彫った「サビはん」制作。絵本・カードを制作し現在販売中。
2020年より夢告堂研究所主宰、臨床心理士、公認心理師、ユング派分析家の今井晥弌先生に教育夢分析を受け続けており、夢解きセッションをスタートしています。
最初に人の「心」の繊細さ感じたのは・・
人の意識に興味を持ったのは、私が7歳ごろからです。
私の本家は田舎の農家なのですが、その家に叔母がいました。私と同じ年の娘がいて、近所だったし、しょっちゅう遊びに行ったり来たりいましたが、私が小学校に入った頃、叔母が家からいなくなりました。母親に聞くと「病気で入院したのだ」と言っていました。
当時私は7歳でしたが、大人の会話と空気から、叔母が「心の病気になった」ということを強く把握していました。その病気は以前と「心が変わってしまう」ということまでわかっていました。
数年入院した後、叔母は自分で死を選びました。このことを通し「人の心とはいったい何か」という考えがひっそり芽生えていたように思います。
またその死によって、私は幼いながらの罪の「暗示」をかけていました。その死は、私の存在も関係しているだろうと感じていたのです。その暗示を解くための心の勉強を、私はずっとしてきたと思います。そんな経験から、私の根底にある重要なキーは潜在意識です。
西洋占星術を学びはじめたわけ
子供の頃、そんな出来事があったのですが、その後は学校も問題なく普通の家庭で普通に育っていきました。ちなみに高校時代、もっと賢ければ「精神科医」になってみたかったです。でも絶対に無理だろうと思ったので、2番目に興味のあったデザインやアート方面に決めました。
しかし絵のほうもそんなに才能はなく、2年浪人。浪人時代は都会(新宿)に出れて最高に楽しかったですが、第1希望には行けずじまいで短大になんとか滑り込みました。ここで一つ目のプチっとした挫折感を味わいました。
2年浪人して燃え尽きてました。短大の場所は今まで刺激的だった新宿から、刺激ない住宅街になってしまうし、学校は家からめっちゃ遠いし、ますます行きたくなくなっていました。「これではダメだ!」とまたここで自分にダメ出しして、在学中からバイトでブックデザイン事務所に入ります。その後社員になれたのはよかったのですが、社員となると勝手がちがってきて、仕事で行き詰まってしまいました・・・。忙しさに体力がついていけなかったり、自分の能力のなさで、社長に怒鳴りちらされたり、未来の展望が見えないことなどいろいろな要因が重なり本当の燃えカスとなりきってしまいました。
美術デザイン方面で道を歩いてきたけど、いつの間にか「大学に行くこと」が目標になってしまって、その先の何か新しく作り出すエネルギーは枯渇していました。でもそれを無視していました。
しかし当時はまだ若くて心のことを深くわかっていませんでしたから、やめたときは激しい自己嫌悪と罪悪感のみ。そして美術に対して自信が本当になくなってしまったので芸術はもう一生やらないと思っていました。3ヶ月ぐらい引きこもったんですが、「体を動かしたい」と思ってスポーツクラブの受付バイトをしはじめました。引きこもったわりに健康的な行動をしているのですよね。
それまでデザイン事務所で朝から晩まで緊張して仕事していたので、それを比較すると「こんなラクなバイトの生活があるんだなーーー」と思っていました。
しかし『これからどうしていったらいいんだろう?なぜこうなってしまったのだろう?』という答えは真剣に知りたかった。受験で2浪して、就職は挫折して、自信とプライドは粉々でしたし、世間一般の道を歩めなくなっていたのです。
ここから私の道なき道を作っていく日々が始まりました。「なぜ」の答えが知りたくていろいろ本を読んでました。最終的に1番納得いったのが西洋占星術でした。トランジットの配置で自分の人生の変化の時期だったと納得したのです。
また当時、リズ・グリーンさんの「占星学」の心理占星術の本が出たばかりでそれも貪るように読みました。私が興味あった「心理」と「星占い」はすでに統合されていたのです!!当時星占いというと子供だましのように思う人も多い中で、私は今後この方向は世の中に広がっていくだろうと確信しました。
天から与えられた才能を知って最悪なものを最良に変容させる
芸術で挫折した私は必死で「他に何をして生きていったらよいか」その答えをホロスコープに見出そうと思いました。私の人生のテーマは挫折を味わいやすいと言われている(太陽と冥王星スクエア、それもオーブ1度以下)を持っています。
太陽は光り輝く中心ですがそれが冥王星という闇の王にへし折られてしまう組み合わせ。昔の占星術であればそれは『最大の凶』であり最低の人生ということになるでしょう。しかし、
でも生まれ持ってしまったから、変えられない。これを活かす考え方を選択しよう。
と、私は自分の与えられた設計図から思うのです。天から与えられたものをずっと最悪と思っていたら人生は最悪になる。最悪なものからどう自分の最良の人生を創り上げるか?
それを考えていくことが大事ではないかと思います。ホロスコープに表面的に現れる現象に右往左往しない。それが占星術を生かした生き方だと思います。
20代挫折した私は、結局もうやらないと思っていた芸術方面にまた戻ります。好きだった版画を習い始めました。私の人生に芸術はやはり外せないと思ったし、やっぱりやりたいと思ったのです。偶然素晴らしい銅版画工房を見つけ学び始めました。
その後その縁で、鎌倉にあったギャラリー兼アンティックショップに入りそのまま社員になったという不思議な流れがありました。その店では閉店まで6年半仕事をさせてもらいました。またその鎌倉の店で木版画カルタの出会いが私の人生をタロットへ導いてくれました。
最悪な結果だったものから、私は助けられたのです。
その後松村潔先生の講座に行くようになり、不思議な世界のさらなる刺激を受けて占い師デビューへ至りました。

しかし占い師になるまでと、なってからも山と谷だらけの日々だったのですよ。興味あるあなたはこちらをクリックしてね。
人生を創造するのはあなたの「こころ」
2020年から夢分析を受けていることで、こころの中の存在を繋がることができ、もっとも強力な存在たちに応援してもらえるのだなということがわかってきました。
ホロスコープはこの人生の設計図です。その設計図は世界の誰も持っていない自分だけのものです。それを客観的に知ることは方向性を決める時にとても役立つでしょう。
さらに夢と繋がることで、本当の無意識レベルとして理解できます。それによって心的エネルギーは活性化していくでしょう。エネルギーが満たされていくと、知らず知らずに癒されて実際の人生がスムーズに変容していきます。
よりあなた本来の個性が大事にされる時代を迎えています。占星術のホロスコープもその人だけの個性を伝えてくれているものでもありますし、ユング派では「個性化」を大事にしています。
あなたの個性化の旅のお手伝いができればと思っています。あなたの心がいつも健やかで前向きになるように・・セッションや講座を提供しています。
外部コラボ講座・イベント講座実績
2010~2015 タロット講座を吉祥寺で開催
2010~現在 西洋占星術講座は年数回吉祥寺で開催 現在はオンライン動画講座
その他水晶リーディング講座・タロットパスワークお絵描き講座開催

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