2020年もどうぞよろしくお願いいたします!
父なる存在は復活するか・・の満月

父というのはどういうイメージがあるでしょうか。家族それぞれの中でいろいろな父がいるので実際の父というより理想の父としてイメージしてみてください・・・
ときに厳しく、ときに優しく暖かく背後から見守ってくれるかもしれません。
生きる哲学があり、現実的に家族を養い、勇気を持って生きていくような存在かもしれません。(理想ですけどね)
父親は、占星術では太陽や土星が象徴されます。
今、トランジット(経過)の土星が、死と再生の冥王星に飲み込まれそうになるのがこの満月。そして13日には完全に飲み込まれるというタイミング。今までの父親という存在は冥王星の黄泉の国へ行き、完全に生まれ変わらなければならない。しかし生まれ変わった後の父親は何もルールを持てないので、それらは「私たち」が「積極的に」作っていかなくてはいけないのです。
象徴としての父親は、やはり飲み込まれるのは怖いので、いきなり海外逃亡して弁明したり、相手を過剰に攻撃としようと躍起になっていたり、・・というニュースが最近多いですね。
あと最近、すごい人だなと思ったのが、パパに愛人お手当をもらっていたのに、要求金額減らされて、怒りの暴露。それをラップで語るという上智の女子大生の人でしょうか。
これはパパ側にしてみたら、表側の築いてきたものが破壊されて、まさに土星は暗闇に葬り去られた感。
これから水瓶座がテーマの時代になりますが、それは権威とカネでいばる時代ではなくなるということです。
そしてそれに寄生する人たちも終わるのです。
そしてこれはニュースだけではなく、私たちの心の中にも起こっていること。父親のような保護者が闇に飲み込まれてしまう・・ということは今までの安心できていた依存先から突き放されて、一人でこれから生きなさいねと言われている感じがあります。私たちはどこか古臭い幻想の父親象を心の中に握りしめて生きているのではないかなと。
古い山羊座が朽ち果てていくこの時期、個々の心の中で新しい像を作らねばならないのでしょう。
そんな部分の土星冥王星に近いところに考える水星と太陽があります。山羊座には今5つの天体(木星も!)あるので山羊座は過剰ですね。
今回の満月は月は反対側の蟹座にあります。女性の産み育てる力が蟹座ですね。未来の子孫のために今育てているんだ・という自覚が蟹座にはあります。今だけ金だけ・・という姿勢ではないのです。
蟹座が脆弱になっていると、実際的に社会を豊かにしていく「人」が育ちません。
今だけでなく未来を考え、身近な人を助け愛し、人間の繋がりを大事にする・・というのが満月の月のテーマでしょう。
サビアンシンボルでみる1/11満月

冥王星
山羊座 23度:戦争での勇敢さをたたえる2つの賞
CAPRICORN23:Two awards for bravery in war.
海王星
魚座 17度:復活祭の歩道
PISCES17:An Easter promenade.
天王星
牡牛座 3度:クローバーが咲いている芝地に足を踏み入れる
TAURUS3:Step up to a lawn blooming with clover.
土星
山羊座 23度:戦争での勇敢さをたたえる2つの賞
CAPRICORN23:Two awards for bravery in war.
太陽
山羊座 21度:リレー競争
CAPRICORN21:A relay race.
木星
山羊座 9度:ハープを運ぶ天使
CAPRICORN9:An angel carrying a harp.
火星
射手座 6度:クリケットゲーム
SAGITTARIUS6:A game of cricket.
月
蟹座 21度:歌っているプリマドンナ
CANCER21:A prima donna singing.
金星
水瓶座 27度:スミレで満たされた古代の陶器
AQUARIUS27:An ancient pottery bowl filled with violets.
水星
山羊座 21度:リレー競争
CAPRICORN21:A relay race.
サビアンシンボルで満月を読む
月は蟹座 21度:歌っているプリマドンナ

プリマドンナはオペラの歌姫。他の役者さんや、音楽担当の指揮者やオーケストラ、衣装やメイクの人、舞台装置などの人、大勢の人の上で自分の持っている歌う力をアピールします。自分の才能は単独ではなく多くの人の協力関係の中で輝くという意味でもあるでしょう。
太陽は山羊座 21度:リレー競争

太陽の意志は仲間内での責任をしっかり果たし次の人へバトンを渡すことを意図しているようです。ライバルも多い中、自分の区間を走り切る、あるいは良い成果を出すということを目的としているでしょう。
そのためには・・・チームがバラバラではうまくいかないのです。結果のためには心を一つにしていくことも大事なことでしょう。満月ではこの仲間内での責任を果たすために、もう1度月の「多くの人との協力関係で自分が成り立っている」ことに立ち返る満月かもしれません。
土星と冥王星のサビアンシンボル

:戦争での勇敢さをたたえる2つの賞
勲章はその人の生き方が「社会に対して素晴らしい働きがあった」ということで与えられます。
戦争であれば勇敢さでしょうし、会社であれば営業成績の良さでご褒美ハワイ旅行・・・みたいなことでしょうか。山羊座らしい目に見える成果がはっきり見せつけれられるというシンボルです。
これは自分の努力が実るという嬉しいシンボルでもありますね。さらには勲章が与えられることで、自分に生き方を対外的にしっかり示していくという心構えが生まれます。
勲章は一つの業績を挙げて人生の後半に与えられることが多いですよね。組織の中でこれからどう生きるか?いままで通りがんばるのか?それとも引退して別の道を歩むのか?ということをしっかり考えていくシンボルだと言えるでしょう。
蟹座の感覚をしっかり思い起こす明日の満月を経て、太陽は土星冥王星のコンジャンクションへ移動していきます。
1/13の22:50ぐらいでしょうか。

この時間だと太陽は冥王星と土星に囲まれております。土星が冥王星に飲み込まれ、奥底の闇の意思を受け取る・・・・
13日は光の太陽がそれを照らし「意識化」するべき時です。
太陽も闇に飲まれるので・・なんとなく重たい雰囲気かもしれません。
ニュースも重苦しいものが多く、私自身は「無力感」を感じやすい。「言っても無駄だ」という思いが何かしら集合意識の底にあるような気もします。
しかし、その無力感に飲まれず目の前のことを丁寧に生きていくことと、今ここにグラウンディングし続けることがとてもとても大事な日々だと思っています。
2020年講座ワークショップスケジュール
1月
★2020/1占星術講座 はじめて・中級・NEW実践ホロスコープ読み講座6回詳細こちら
★1/11(土曜)タロット練習会 詳細こちら
★1/25(土曜)灯台屋さんでサビアンシンボル講座乙女座 詳細こちら
2月
★2/1土曜サビアンシンボル獅子座講座@吉祥寺詳細こちら
★2/11(火曜)はじめての水晶リーディング講座 詳細こちら
★2/22(土曜)タロットパスワーク講座 詳細こちら