占星術と夢解きはなぜ「混ぜてはいけない」のか〜ユング派夢分析を3年受けた占星術家が語る、二つの世界

ホロスコープを読めば読むほど、何かが足りなかった

占星術を長年学んでいると、こんな感覚に陥ることはないでしょうか。

「知識としては腑に落ちる。でも、何かが変わらない」

出生図を読めば、自分の傾向はよくわかる。冥王星がここにあるから変容への恐れが強い、海王星がここにあるから境界が溶けやすい……。頭の中では整理できる。でも、その「恐れ」の正体を、本当に体の奥で感じたことがあるかというと、また別の話でした。

私がユング派の夢分析を受け始めたのは、そういう「わかるけど変わらない」という行き詰まりがきっかけでした。

混ぜてはいけないと言われた理由

夢分析を始めてしばらくして、分析家からこんな姿勢を感じ取りました。「夢と占星術は、混ぜてはいけない」。最初は正直、意味がわかりませんでした。夢に出てきた象徴と、ホロスコープの惑星を結びつけて読めばもっと深まるのではないか、と思っていたからです。

でも、分析を続けるうちに、その意味がじわじわとわかってきました。

夢の中に生まれる象徴は、とても繊細です。言葉にした瞬間に形が変わってしまうような、霧のような質感がある。それを「これは火星だ」「これは冥王星のシンボルだ」と占星術の言葉で同定した瞬間、その繊細な何かが、するりと逃げてしまう。

言葉は、時に防衛になります。冥王星的な恐怖と名前をつけることで、その恐怖を本当に感じることから遠ざかってしまう。わかった気になることで、無意識の本当のメッセージから目を逸らしてしまう。占星術の左脳的な知識は、夢の入口では邪魔になることがある。それを身をもって学びました。

占星術が届かない場所がある

ホロスコープで冥王星を読むとき、私たちは「無意識の底にある恐怖」について語ります。でも考えてみれば、その恐怖を毎日はっきり自覚していたら、精神が保たないですよね。だからこそ、それは意識の届かない場所に沈んでいる。

ホロスコープはその沈んでいるものの地図を示してくれます。「あなたの冥王星はここにある」と。でも地図を見ることと、その場所に実際に足を踏み入れることは、まったく別のことです。

私が占星術の限界を感じたのは、夢分析の中で行ったアクティブ・イマジネーションのプロセスでした。意識と無意識の境界で、内なる物語を展開していくこの手法の中で、私は冥王星が象徴する恐怖の感情と、文字通り「戦った」という実感があります。(その詳細は分析家がKindleにまとめていますこちら

あれはホロスコープを読んでいるだけでは、絶対に辿り着けなかった場所でした。頭で「冥王星的な恐怖がある」と知っていることと、その恐怖の渦の中に入って、そこから自分で出てくることは、天と地ほど違う。

夢と身体と感情を通してしか、降りていけない場所があると知った瞬間でした。

針の夢が教えてくれたこと

分析の最終ターン、私は「針」の夢を立て続けに見ました。針がたくさん入った箱、足から針を抜く夢、肘にとまった蜂を自分で取る夢……。起きて最初に感じたのは、「自分の中にこんなに針があったのか」という驚きでした。

火星は鋭さと攻撃性の象徴。私の火星は、長い間ずっと相手に向かって針を刺し続けていた。そして同時に、自分自身にも刺し続けていた。

針の夢を経てから、自分の中の「鋭さ」を以前より繊細に感じ取れるようになりました。そしてそれを、悪いものとして飲み込まなくていいと思えるようになった。

しばらくして、縁が切れていた人から関係修復の連絡が来たとき、私は初めて「嫌だ」とはっきり言えました。針は見えないから、気づかないまま飲み込んでしまいやすい。でも飲み込んではいけないものがある、と知っていると、選べるようになる。

同じ火星をホロスコープで何度見ても、この感覚には辿り着けなかったと思います。

二つの光で、はじめて心が見えてくる

占星術は「昼の作法」で動きます。論理、構造、言葉、意識。ホロスコープは明晰な光で、自分という地形を俯瞰させてくれます。

夢解きは「夜の作法」で動きます。感情、身体、イメージ、無意識。明るすぎる光を持ち込んではいけない、霧の中を霧のまま歩くような感覚。

どちらが優れているということではありません。この二つがあることで、はじめて昼と夜の両方で自分が見えるようになる。

エメラルド・タブレットにある言葉、「上なるものは下なるもののごとく、下なるものは上なるもののごとし」。宇宙の星と、心の最も深い場所は、照応している。その往復の中に、本当の自己理解があると、今の私は感じています。

もっと深いホロスコープの星の元型を知りたくなったら

星の知恵(ホロスコープ)で自分の輪郭を知り、夢の深さで自分の根っこに触れる。

この二つが合わさったとき、「私ってこういう人間だったんだ」という、頭ではなく魂で腑に落ちる体験が生まれます。私の個人セッションでは、単なる記号としての占星術ではなく、「いかにこれらが生き生きとしたエネルギーなのか」を深めていきます。

  • 占星術を学んだけれど、知識が自分の現実と結びつかないと感じている方
  • 子育てや仕事が一区切りつき、「これからの私」を模索している方
  • 孤独感や空虚感の正体をつかみ、もっと自分を好きになりたい方
  • 長年抑えてきた感情や夢を、安心できる場所でゆっくり開いてみたい方
  • 50代からの新しい可能性を、内側から見つけていきたい方

セッションで体験できること

このセッションは、単なる鑑定ではありません。あなたの星(ホロスコープ)と、あなたが実際に見た夢を素材として、あなた自身の魂が今何を求めているのかを一緒に探っていく時間です。

夢は難しく解釈する必要はありません。「最近こんな夢を見た」という断片でも十分。そこから、あなたの内側が語りかけてくるものを、丁寧に、ゆっくりと受け取っていきます。

私は、ユング派の教育夢分析を3年受け、夢解きの指導を受けています。紐解いた夢は800個を超えました。あなたが安心して自分の内側を開いていけるよう、寄り添います。

「もう遅い」なんてことは、ない

50代は、終わりではなく、本当の意味で「自分として生きはじめる」スタートラインです。これまでの人生で積み重ねてきたすべての経験、喜びも、悲しみも、後悔も——それらはすべて、あなたという宇宙を形作っている星たちです。まずは一歩、ご自身の内側の声を聴いてみませんか。


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