タロットパスワークの一つ一つのイメージを合体化させる

パノラマ地図帳は私の最初のHPの名前なんですが、なんでそんな名前をつけたかというと、地図が好きだからです・・・。パノラマという言葉をHPに使おうと思ったのは、古本屋さんで「吉田初三郎(1884-1955)」という昔の地図絵描きの本を見てからです。その地図が面白かった。鳥瞰図絵師です。古本業界では「ハツサブロウモノ」っていう名称がるあるくらい、コレクターが集めているものらしいです。当時電車が通り始めて庶民が「観光」をはじめた時代なんで、だいたい線路が描いてある。それで当時の人は「電車に乗ればどこそこへ行けるんだな」って夢膨らませていたのだと思う。今も地図ってそういうものです。

私はこの記事も書きましたが一人でパスワークしてお絵かきをしていました。2004〜2005年ごろです。各カードをすべてめでたくパスワークお絵かきしたあと、1枚1枚版銅版画も制作をしました。

その版画1枚1枚を合体させようと思ったのです。意識の旅の地図をまとめたというわけですね。

by ヨシダユミコ 銅版画  「世界の舞台」Theatrum Orbis Terrarum 2005

これをやる時スタートは0の看護師さんでした。真ん中の0.13が重要な「病院施設」みたいなのです。今思うともしかしたらフォーカス27にあるような魂の修復病院みたいなところに行っていたのかもしれません。(製作当時はヘミシンクはまったく知りませんでした)

イメージの中でそこから、ここの前には庭があって・・・とか裏庭に電車が通っていて・・・とかイメージを増幅させるそんな一人遊び満喫したのでした。東京に引っ越してきたばかりの一人ぼっちの夏でしたが私の内面は最高に充実していた時でした。これから始まる東京での生活への活気が溢れている作品だとも思います。

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