タロットのパスワーキングとは何か?

タロットパスワークまたはパスワーキングはイマジネーションの旅

私がタロットにはまったのは「タロットのパスワーキング(パスワーク)」という瞑想からはまりましたが、いったいこれは何なのか?ちょっと書いてみようと思います。

シンプルに言うとタロットを使った瞑想です。タロットの世界を心の中で旅してイメージを探してくる瞑想です。

タロットなどのパスワーキングは自分の心の傾向を知るのに、探検気分で楽しいです。最初私は受動的に見るだけでしたが、慣れてくると、むこうでいろいろ能動的になってきます。

パスワーキングは昔は魔術師たちの必須科目ということで生命の樹を使って、やっていたものだそうです。本格的な魔術団体のパスワーキングは、最大の効果を得るために、正確な象徴やシンボルなどを用いるみたいです。むこう(無意識)は言葉でコミュニケーションできないからこういうものを使うのでしょう。パスワーキングは壮麗な典礼儀式を覚えるよりはるかに重要だとノーウィッキは書いています。
ドロレスアッシュクロフトノーウィッキの本は私のバイブルです!

または松村潔先生の本。

ノーウィッキは「音楽や詩や絵を使ってパスワーキングする」ということを書いているのですね。お勧めの音楽や絵や詩なども本には書いてります。それを読んだとき、「実はみんなやっていることなんだな」と感じたし、だから私にもできるなって思ったのです。みんなできることです。

素敵な絵を見ていると、絵の中のこの女性はどんなところに住んでいてどんなものが好きなのか?何を思っているのだろう??と妄想が膨らむことはありませんか?

あるいは音楽に没頭して聴いていたらふとイメージが閃いたり、降りてきたりと言うことはありませんか?

そのようなことが心の働きがパスワーク・パスワーキングの基本にあります。

パスワーキングには絵も使える

ドロレス・アッシュクロフトノーウィッキイギリスの人なので、イギリスの作家、詩人、画家が多いです。ノーウィッキはパスワーキングに適した絵画として「絵画の中に誘う主題」があり、「おとなしめの絵」とも書いてあります。

具体的にはターナー。

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ターナー 雨、蒸気、スピード グレート・ウェスタン鉄道
ロンドン、ナショナル・ギャラリー


ターナーはイギリスの18世紀末に生まれた画家です。最初は「名所風景画家」として、普通に描いてたのだけど、途中から、印象派を先取りしたような、ものすごいかっこいい絵を描いていて、私もすごく好きです。外に広がる開放感がなんとも気持ちよい。

ノーウィッキがターナーのどういう時代の絵を推奨してるかまではわからんのですが、まーこれは好みで選んでいいのではないかしら。

これをタロットと同じように最初じーっと見てからイメージしてその風景に入るということをするのですね。

2パスワーキングは詩や音楽も使える

ノーウィッキは、英国の有名な詩人(ワーズワースやコールルッジ)をあげていました。これも風景のイメージを膨らませるような詩の内容です。

しかしこういう文章に慣れていない私からすると、ちょっとその世界に入るのが難しそうでございました・・・。

長ったらしいので聞いてられないし、こういうのは英語でわからないとその世界に入りにくいのでは・・と思ったりしています。

日本人だったら日本人の谷川俊太郎さんがいいと思っています。

また、パスワーキングの音楽もできるとかいてあったのですが。確かにこれはすごい効きます。

私は大昔、松村潔先生のライフシンボルというお絵描き講座へ行っていたことがあります。自分のサビアンシンボルを絵を描くというワークだったんですが、事務所は大きな音でクラッシック音楽が聴けるという夢のような空間でした。

その日の先生の気分で、多分流す曲が決まっていたと思うんです。

それで描く方は「今日はこれを描こう」と自分で決めて描くのですが、ある日、いつもとは違う、かなり聞きずらい音楽がかかっていたのですね。

自分の題材で絵を描こうとしてるのに、なぜかその音楽にズルズルひきずられてしまって、そのとき頭に浮かんだイメージが多くなってきてしまって、テーマが違ってしまって変な絵を描いたことがあります。

左下にとげとげの上を歩くバレリーナを描いて、そのままその人が黒い鉄球にばけて螺旋描いて真ん中へ移動するみたいな。右側は砂漠のような砂の上に重いボールの跡。この画像がもうないんだけど・・・。

その曲は、シェーンベルクとかベルクとか、調性を使わない作曲家たちの誰かだったと思いますが、その種類の作曲家の名前を言っていたような記憶があります。

私は音楽を聴いてイメージが出てくるということは初めてだったのですが、これは作曲家のピリピリ緊張し、研ぎ澄まされた思考の軌跡みたいなものがこの音楽に残っているのではないかと思いました。

音楽の曲に入るということは、その作曲家の思考を追体験をすることでもあって、それがある意識レベルで同調すると伝わってくる。後にも先にもこれ1回限りのすごい体験でした。

後から考えると、これはいわゆる、音楽のパスワークだったんだと思います。

まぁ、ノーウィッキは、こういう硬派な曲よりも、オペラ全般、ベートベンやヴィバルディ、行進曲などをあげていました。

私の好きなドビュッシーやシベリウスも入っていましたね。視覚化しやすい音楽がよいとのことを書いていました。

パスワーキングは物語も使える

ノーウィッキは、文学作家ささながらの、ながーーーいパスワーキング誘導を何本も作っていて、私はこれらをを読んだ時「この人は作家?」と思ったぐらいです。

パスワーキングはタロットだけではなく、誘導でイメージを膨らませていくということもあるんですね〜〜。

また子供の頃、親にお話を読んでもらって、イメージを膨らませていたことにもつながるんだなーと思いました。

パスワーキングを自分でお話のように作るためには、膨大なイメージや象徴体系や、データをたくさん集めなさいと言っています。

頭にないイメージは思い起こせないということですね。

魔法使いはあらゆるイメージを探して集めないといけないようです。

私の始めたきっかけ

パスワーキングをなんで始めたか・・・最初は「オリジナルのどこにもないタロット」が描きたかったからでした。以前、私は版画を扱うギャラリーにいました。いろいろな現代の日本人版画作家さんと会う機会が多かったのです。

そこでオリジナルの木版のカルタを製作された版画作家さんがいて、それを見た瞬間、「私も作りたい!」と思ってしまったのです。

私はもともとシュルレアリスムという、集団の意識、夢、偶然性、無意識・・からできているちょっと不思議な絵の画家が大好きでした。

マルグリット、ダリ、レメディオスバロ、レオノーラキャリントンなど、現実にはないけど画家の心の世界。

無意識からイメージを拾ってくるというところに惹かれたのです。でも具体的にどうやるかといったら「夢の絵を描く」とか「アルコールで酩酊状態になって」とかそんなやりかたぐらいしかわからなかったので、いろいろ調べて行くうちに、パスワーキングという方法があることを本で知ったのでした。

一人で夜な夜なイメージを探していました。そしてそれを版画にしてみたのです。

といっても特殊なことではありません。パスワーキングは、普段やっていることをより、深く、意識的にやっていることなのです。

例えば・・どんな服を明日着ていこうかな?と思ったとき、イメージを頭の中でしますよね。

あの靴だから、スカートにして、トップスの色はあれのブラウスにしよう・・・・と思うとき、あなたはすでに、軽いパスワーキングをしています。あなたのクローゼットという入り口にしていろいろイメージを取り出しています。

このようなイメージでの体験、これがパスワーキングなのです。

タロットパスワークは意識の力を最大に引き出す魔法だ

パスワークは人間の能力である「意識、イメージの力」を最大限に引き出す、瞑想です。

私は高校などで「音楽や芸術」が選択科目になるのはおかしいと思っていて、人間の1番大事な能力を伸ばす教育はなんで少ないんだろうって思ってました。

意識の力の本質をわかってしまうと悪用されるかも・・というわけで今までは「オカルト(隠されたもの)」として隠されていたわけですが、今の時代はいろいろなものすべてが「明るみ」になる時代。

人間の意識やこころの力というものが、再び重要になる、そんな時代になったのだなと思っています。

パスワークの効果

パスワークの効果というのはやはり「深い意識の変化」でしょう。今まで固まっていた部分を、流れを良くするようなことそのものです。だから心の中の凝りが取れ、気づきの数の深さと多句なり、現実世界も急変します。

潜在意識は多くの人にその存在とパワーを気付いてもらいたがっていると思います。その力を知り解放させることがパスワークの目的でしょう。

私が一人こっそりやっていたときも、当時の勤めていた店は閉店の方向へ流れ、代わりに新しく深い人間関係が生まれ、個展や引っ越しなどなど慌ただしい変化が、実に9ヶ月ぐらいの間に立て続けに起こってたし、起こしていました。

意識の深いところをいじると、現実もかなりかわるんですよ。マジ!

本当の意味で,魂が納得する生き方に移行する智慧は、自分の中にすでに持っていると思うのです。タロットのパスワークはそれを助けてくれます。

タロットカードはインナーアクセスのポイント地点

特にタロットは心の世界を旅するときに安全だとノーウィッキは書いています。(大アルカナだけ)

このカードはインナーアクセス(心の内部にアクセスする)時の目印ポイントです。。世界共通の地図帳ポイントです。いろいろな道があるけど、どこそこにはどういう駅やカフェやお店があるよ!みたいな目印です。

心の世界は夢の世界と同じで、向こうのエネルギーに慣れていないと、意思が発揮されにくい場所です。

向こうに世界はいろいろヤバい場所もありますし、安全に向こうの世界を旅するための道標でしょう。

タロットパスワーキングのやり方

まずは一人になれる時間と空間を取りましょう。

空間はできれば清浄にして綺麗めに。そして戻ってきたときに戻れるように熱いお茶やお菓子も用意するように・・とノーウィッッキが書いています。

リラックスして座りましょう。肘掛け椅子でも良いし、瞑想の時の坐法でも良いでしょう。

深い呼吸法と身体をリラックスしていきます。呼吸は深くゆっくり。とにかく深くゆっくり。肋骨の間、腰、鎖骨の上など肺が入っている場所はとても広いです。そこをゆったり意識する。

身体のリラックスは、弛緩法が良いでしょう。体の各部をギューっと力を入れてホッとゆるめるやり方です。それを頭のてっぺんから、目の奥・奥歯・ほっぺた・肩・腕・手・胸・背中・お腹・腰・腿・膝・脹脛・足首・足先と順番に緩めます。

心が落ち着いてきたらタロットをじーっと眺めます。頭の真ん中にイメージが吸い込まれるようにしてください。さらに目をつぶってその絵を拡大していったり縮小していったりするともっと良いでしょう。

誘導瞑想は人によって様々ですが、タロットの世界へいくのに扉をイメージするのはとても良い方法です。ノーウィッキの本にはかなり明確にイメージするよう指示されています。その扉が開いて向こうの世界にいくような誘導瞑想を作ると良いでしょう。

松村先生の本に誘導瞑想が載っていますので、それを参考にすると基本がわかって良いと思います。日常のざわざわした感情や考えを脇に置いて、リラックスすればするほどあなたは自分の心の豊かな世界に驚かれることでしょう。


そして見たものを必ず

記録!する!!!!!

とても重要です。何年か経ってその時みた意味がわかることもあります。

あとはできれば、気功や太極拳、ヨガなど気レベルで身体を整えると、とさらに、向こうでの身体が強化されますからより、鮮明なイメージや体験ができると思います。また音にも気を配るとよいでしょう。ヘミシンクなど強引に脳波を下げる音をつかうと一発で変性意識になれますが、最近私は呼吸によったほうがいいと思ってます。またアロマなどの香りなども脳に直接作用するのでリラックスできるものを選ぶと良いでしょう。

タロットパスワークはどなたでも簡単にイメージは見る事が出来ます。しかしイメージの中で見て来た事は「夢」と同じなので、「象徴解釈」をしなくてはなりません。色やカタチ、そして感情や考えや言葉などから、自分の今や未来を解釈していきます。

タロットパスワークは世界は無の世界から現実世界のゴールへ行くあなたなりの道筋がわかります。得意なカードの場合はイメージの旅もスムーズでしょうし、苦手なカードはあまり活気がないかもしれません。

でも何度もそのエネルギーに触れることで、心の深い世界で、変容を起きます。必ずです。そして現実が大きく変容していくことを実感するでしょう。タロットパスワーキングはあなたの人生を根底から変容させます。

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