夢分析とホロスコープの関連

夢分析の体験とホロスコープのシンクロニシティ

私の経験では、夢解きでの夢の内容は出生図のホロスコープを必ずしもすべて反映しているわけではなかったけれど、でもとても微妙な絡み合いがありました。

私の出生ホロスコープの火星は「そんなに強くない惑星」として長年思っていたものでした。私の火星はヘッドと合はありますが水瓶座にあるしアスペクトも水星と120度一つだけで、クールな火星だと思ってたんです。

しかし夢分析とアクティブイマジネーションでは、私の深層心理には抑圧され続けた先祖から受け継いだ「怒り」が濃く蓄積されていて、父権的なものと対立していた様子がわかったのです。

アクティブイマジネーションでは曽祖父らしき人と祖母らしき象徴がでてきていたので、その関係性における葛藤だと推測しました。父権的なものはシンボル的には土星です。私のホロスコープではディセンダントに乗っていますので、そこと対立は、そのまま夢とホロスコープは繋がっていますね。ちなみに曽祖父のドラゴンテイルと私の土星はオーブ1度コンジャンクションなので強い因縁としてもあります。ホロスコープから考えると私はいつも父権的なものに見張られてるという配置ではあるのです。内側私。外側曽祖父。

私個人のネイタルの土星に「怒り=火星」のアスペクトはホロスコープにはないのですね。でもアクティブイマジネーションしていた時のトランジットでは私のネイタル火星にトランジット土星が通過している頃ではありました。外側がトランジット。

そして私の火星は祖母のドラゴンテイルと合なのでありまして、因縁めいています。外側が祖母のチャート。(12時でとると、私と祖母のネイタル月は牡羊座でオーブ0度同じ度数でもあります)

曽祖父と祖母のシナストリーチャートからわかること

アクティブイマジネーションの物語での葛藤らしきものが、曽祖父山羊座の土星、祖母牡羊座火星スクエアではっきり示されてました。このスクエア見た時は鳥肌でしたねぇ。(曽祖父外、内側祖母)こういう瞬間が、ホロスコープが大きく語ってくれる瞬間ですね。

曽祖父の月は12時で水瓶座14度。祖母のテイルと合、私のヘッドと合。これもまた因縁めいています。これが布置なのか。

しかしこの彼らのシナストリーを、私のネイタル火星に、トランジット土星で味わうってなんともまどろっこしくて不思議な感じがします。トランジット天体がその葛藤を引き起こしているのか?私の心がその配置を呼び寄せたのか?わかりません。

いろいろまどろっこしい形ではありますが、夢やイマジネーションを深めたことで、ホロスコープも3代にわたる葛藤を深く示してくれてることがわかり、まだまだ私に見えてないところがあるんだなと思ってビックリしましたよ!

でも、もしホロスコープでそこまで読んでいたとしても、その怒りをどう解消させるかまではホロスコープは教えてくれません。

私は土星のような象徴に対して、無意識下で、怒りすら感じていた。それは個人的なものでなく家系的な怒り、継承された恨みみたいなものですが、その根っこはどのように昇華させるか?

それはやっぱり夢解きで深い心の奥にタッチすることしないと頭だけの理解で終わったつもりになる。

夢で個人のホロスコープすべてを説明することはできない。でもどこか一部は語っている。個人ホロスコープで夢も全部語ることはできない。でも一部はかぶっている。でも両者はどこかで助け合っているし、ホロスコープも夢もその人がその人らしく魂から生きるための役立ってくれる叡智のツールには違いはありません。

夢解きを経験したことで出生図がさらに深い意味に

今回この経験でホロスコープの意味が深まったことがあります。私は、自分の出生図アセンダント合の海王星の意味が知りたくてずっとホロスコープや自己探求をしてきたようなものです。海王星は4ハウスルーラなので「家系の夢」が私の生まれた時に乗ってている。その夢によって私は古い家系から離脱できたのだな、いうところまでは理解していたのだけど、いまいちはっきりしなかったのです。

しかし曽祖父のヘッドが私のアセン海王星合という配置が今回はじめてわかり、「曽祖父の人生においてやっていきたかったこと(ドラゴンヘッド)」が、私の今生の夢であることなのだと理解しました。これは射手座の高等教育や哲学・宗教を学ぶことなのだと、一層強く感じています。曽祖父は教育には興味があったと思います。なぜなら娘である私の祖母には、田舎の農家の家には珍しく、女学校にまで行かせています。もしかして射手座の曽祖父は家を継いで農業はやりたくなかったかもしれない・・などと考えると、なお一層、私の今の立ち位置はいろいろな布置があって今ここにいるのだなぁと感慨深いです。

こんな先祖とのつながりが感情のドラマとしての体験だけでなく、ホロスコープで確認できるとホロスコープもさらに深まりますね。尊い流れで自分が生きてるなぁと実感する。

セカンダリプログレス月と夢の関係

2023年12月下旬、私はセカンダリプログレッションの月がICを通過しました。この頃ようやく何かそこを打った感じがありましたが、こんな夢をみています。

細い穴から出てきてもう戻れない!その細い道にはお札はらないと悪霊がでてくるから!という夢でした。

夢の中の細い道は産道だとも思ったし分析家の今井先生にも言われました。そしてこういう時に注意した方が良いこともアドバイスを先生からもらったのは大きかったです。

そして占星術ではこの夢の20日前にプログレスの月がアイシー通過していました。ちょうどエネルギー的に底を打ち、上昇に変わる大事なポイントですよね。トランジットだけでなくプログレスも時々こうやって夢に現れたのでは?と思います。

夢だって星と同じように毎日変化してメッセージを送っている

夢と星の関係がこんなにつながってると言う事は、夢も星と同じように刻々と変わる生き物のような変容するメッセージを毎日送ってくれているのだと思います。そう考えると星だけを見ているだけでは片手落ちだなぁと感じてしまう。

宇宙と心はどっちが先かわからないけれども、繋がりは強くあり、その二つのエネルギーの行き来を意識することで、人生に新たな視点を手に入れることができる。それはとても強烈で心身に何かを打ち込まれるような体験です。

これに関してはこちらのポッドキャストでもお話しています。



よしだ
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