魂の設計図 ドラゴンヘッドとドラゴンテイルが示す今生の課題と過去世の経験

魂の設計図 ドラゴンヘッドとドラゴンテイルが示す今生の課題と過去世の経験

1. ドラゴンヘッドとドラゴンテイルの科学的・占星術的定義

1-1. 宇宙における位置と実体

占星術ドラゴンヘッドとテイル

ドラゴンヘッド(ノースノード/北交点)とドラゴンテイル(サウスノード/南交点)は、火星や金星のような実在する天体ではありません。これらは、天球上における太陽の軌道(黄道)月の軌道(白道)という二つの重要な道筋が交差する、計算上の感受点です。

  • ドラゴンヘッド(ノースノード): 月の軌道が南から北へ上っていく交点。
  • ドラゴンテイル(サウスノード): 月の軌道が北から南へ下っていく交点。

この二つの点はホロスコープ上で常に正確に180度反対側に位置し、一つの軸(ノード軸)を形成しています。この軸こそが、魂の進化のベクトルを示す羅針盤とされています。また、この交点こそが、日食や月食といった天体ショーが起こる際の重要なポイントとなります。交差点なので私の個人的なイメージは渋谷の交差点。たくさんの人が行き交う場所。多くの人が行き交ったり出会う場所です。それは今この時間に会う人もそうだし、前世の縁の人とも交差する場所だと思います。

1-2,インドの神話のドラゴンヘッドとテイル

神話によると、乳海攪拌のあと、神々とアスラは不死の霊薬アムリタをめぐって争い、アムリタは神々の手にわたった。神々は集まってアムリタを飲んだが、その中にラーフというアスラが神に化けてアムリタを口にした。それを太陽と月が発見し、ヴィシュヌ神に知らせた。ヴィシュヌ神は円盤(チャクラム)を投げてラーフの首を切断したが、ラーフの首は不死になってしまった[1][4]。ラーフの首は天に昇り、告口したことを怨んで太陽と月を飲み込んでは日食や月食を起こす悪星になったという[1][4]。月が毎月1回欠けるのもラーフの仕業とされることがある[2]

https://ja.wikipedia.org/wiki/ラーフ

ラーフというアスラ(魔族)が永遠の命の液体を本当は飲んではいけないのに飲んでしまった。太陽と月がそれをヴィシュヌ神にちくってしまいバレてしまう。ラーフは頭と首が切断されるが永遠の命の液体を飲んでいるのでしぬことができない。いまだに太陽と月の交差する場所で待ちかまえていてその場所で太陽と月の出会い(新月や満月)があると彼らを飲み込む(影になる)という話です。

太陽と月の「闇」のポイントであり、盲点のような場所。あのときあれやっちまって忘れたいけど、ここ通るたびにあいつ(ラーフ)がいるんだよな・・・というようなポイントです。みたくない過去が蘇るところだと思われます。

2. ドラゴンヘッドとテイルを読み解く:進化占星術の視点

西洋占星術のドラゴンヘッドは、前世からの約束で今回の人生でやるべきことという解釈をしています。やったことないけど今回はやってみようと思っているところ。太陽と月の裏側の目的とも考えらえるのではないでしょうか。特に「進化占星術」では、このノード軸を個人の魂の進化の必要性と直結させて解釈します。

スティーブン・フォレストさんは「ヘッドは食べてテイルは排泄」というような表現でした。ドラゴンヘッドは新しい食べ物を食べる。貪欲に経験したいところ。

私たちは過去生で培った「ドラゴンテイル」という得意なスキルや習慣=慣れた食事を持って生まれてきますが、魂の進化には、慣れないけれども必要な新しい経験が必要です。ドラゴンヘッドの示すテーマは、やったことがないけど、今回はやってみようという衝動を伴う領域です。

進化占星術の他の方は・・・

月のサウスノードとノースノードは、このように個人の進化の必要性と欲求をどのような行動を通じて満たしていくかということに、深く関係している。

ジェフ・ウォルフ・グリーン 佐々木りさ 訳 魂の設計図 p104

ノードを通じて、人がなぜこの生において特定に状況に生まれた理由に関する重要な情報を識別することができます。

Mark Jones Healing the Soul p100 自動翻訳

今回の人生が魂からどうやっていったらいいか?とか、この人生でなぜこんな状況で生まれたのか?を強く現しているようです。

歩夢さんによるイラストACからのイラスト

歩夢さんによるイラストACからのイラスト

2-2. ドラゴンテイル:「排泄」すべき古いパターンと「安心」の場所

そしてドラゴンヘッドはドラゴンテイルと二つの軸ですね。180度向かい合わせの位置にあり、テイルはもう前世で既にやりきったこと、と考えています。

軸は筒みたいなもので過去であるテイルからヘッドにエネルギ−が吹き込んでいて、そこから現世で展開するのだ!とMohan Koparkerという人が書いてました。ドラゴンテイルは、前世からのエネルギーが吹き込んでいる過去の経験の筒のようなものです。このエネルギーは強力で、無意識のうちに私たちの行動や思考パターンを支配します。光と影がここにはあります。

  • ドラゴンテイル 影の側面 ドラゴンテイルのテーマに固執しすぎると、過去の過ちやトラウマ、手放すべき執着のループから抜け出せなくなります。まるで「あのときあれやっちまって忘れたいけど、ここ通るたびにあいつがいるんだよな」という盲点のような、見たくない過去が蘇る場所です。
  • ドラゴンテイル 光の側面 一方で、ドラゴンテイルはすでに身についている天賦の才能でもあります。今生で自信を失った時や、人生の方向性を見失った時に、戻ると一時的に元気になれる「過去の栄光の場所」でもあります。この過去の経験こそが、ヘッドへ向かうための確かな土台となります。

魂の進化とは、テイルの経験を土台としつつも、テイルの過剰なパターンを排泄し、真逆のベクトルであるヘッドのテーマにチャレンジし続けるプロセスなのです。

進化占星術とサビアンシンボルを使っている鑑定をしていたことがあります。冥王星とラゴンヘッド・ドラゴンテイルを主にみていきます。そうするとやっぱりテイル・ヘッドは「止むに止まれず感じてしまうこと」として浮きがあってきている方が本当に多い。あるいはおじいちゃんおばあちゃんのことだったり、その人の家系のこと、またその人自身の人生の過去が現れていたりします。ちなみに私は祖母とテイルヘッドが逆でオーブ0度です。そのあたりは夢分析を受けていろいろわかったことがありました。こちらに詳しく書いています。

3、ドラゴンヘッドとテイル対抗サインのエネルギー循環と共通事項を意識する

私のドラゴンヘッドは水瓶座にあり、15度。ドラゴンテイルは180度オポジションの獅子座です。前世で過剰にやってたことは獅子座ということですね。今生は水瓶座を目指さなくてはなりません。

獅子座と水瓶座の二つの共通していることは強烈な個性の確立です。山羊座と蟹座の父と母の作った世界から飛び出ようとしています。

獅子座と水瓶座の違いは、獅子座は自分をもり立てることにエネルギ−を使っていたということでしょう。自分が脚光を浴びていたい。獅子座は自分が神になって自分が輝きたいのです。一人で舞台に立ってソロでスポットライトを浴びるのが獅子座。広いリンクでキラキラの衣装をきて滑るフィギュアスケートの世界が獅子座です。

獅子座は一つの神のようなキラキラ光輝くものになろうとします。

一方、水瓶座は他人のエネルギーにスポットライトを当てるサイン。何か表現するのであれば、ソロコンサートでなく混声合唱団です。様々な人と一緒に集団で活動しようとします。

みんな公平で、一人偉くなったりはしません。究極の平等さがああります。しかし個性も認めるっていう矛盾した視点。それを統合する。

みんな同じでみんな違うのです。それはいわば神になるのではなく神からみた視点なのかもしれない。人間という視点でみればみんな平等。でも、その上に国籍や性別などの個性があるっていうような考えを持っている。

水瓶座の視点というのは矛盾したものを統合していこうとしているのだと思います。

獅子座がテイルということは、獅子座の経験はもうすでにお腹いっぱいで排泄し続けているということでもあります。慣れている場所でもあります。

しかしその経験を土台にまったく別のベクトル=水瓶座へ向かうことが今生の貪欲に経験していくことなのだと思います。


ハウスでも考えてみる

ハウスだと私のテイルは9ハウス。過去において宗教や出版、海外に関することをやっていたということがわかります。宗教の儀式を執り行っていたかもしれません。それは「神と一体化」する陶酔感を伴う最高の経験だったのでしょう。祈祷で強い変性意識に入り、何でももできるかに見える全能感を味わった。

その熱に浮かされて、自分が神になった錯覚を得たのかもしれません。

しかし何も起きない退屈な日常が人生に大半です。過去生において私の場合は、そのような日常を嫌い、非日常の陶酔感だけを追いかけていたのかもしれません。

または宗教の熱心な布教などもしていたかもしれませんね。熱烈にその教義に入れ込んで周囲に派手に宣伝していたかもしれません。

ちなみに・・・テイルは過去やり尽くしたところで自信があるポイントだと言われます。だから今生で自信を失った時に戻ると元気になれるところだと言われています。

ここから考えると、一つ思い当たることがあります。私が20代の頃自分の方向を見失っていた時、チベット語を習いに行ったことがあります。ちらしに書いてあってそれで惹きつけられるように、習いに行ったんですね。当時新宿にあったダライ・ラマ法皇事務所でした。チベット人のお坊さんの先生がチベット語の文字を習いました。で、習いはじめて「よく考えてみるとお経を勉強したいと思ってもいない、チベットに行こうとも思わない、なぜ私はここに来てるの?」と思ったのです。

半年ぐらい行くのをやめてしまうのですが、今思えば、自分の方向性がわからない自信がない時に、無意識に過去の栄光、過去頑張ってやって場所にフラフラと行ってしまったのではないか・・・と思っています。懐かしいな・・・でももうここはもういるところではないな・・と感じてやめたのでした。

一方、今生大事にするべき、ドラゴンヘッドは3ハウス。初等教育や兄弟姉妹、情報発信などの部屋ですね。昔のハウスの呼び名だと異端の神々の部屋。メジャー路線でないということです。

まずは自分の技術を身につけるというところからはじまっていきます。また子供や初心者にわかりやすく伝えることがあるでしょう。抽象的な9ハウスの知恵を誰でもわかりやすく噛み下いて伝えることがこのハウスのテーマです。まだ様々な人とコミュニケーションをしてそれ自体を楽しんだり(大きな目的はない)すること。子供のような好奇心を満たしていくことですね。

3ハウスと9ハウスはつながり合っています。排泄される過去のカスみたいなものは私に影響あたえるわけですよね。過去は9ハウスで熱狂的な信仰心です。その信仰したものに今生も影響されています。

新しい「神との関係」をつくらねばならない。神というのは上に崇めるのではなく(9ハウス)、神は偏在する(3ハウス)ということを、今生は選んでいると思います。

あなたのドラゴンヘッドとテイルはどこにありますか?あなたのホロスコープにおけるドラゴンヘッドとテイルの配置は、今生の人生が魂からどのように進むべきか、そしてなぜあなたが今の状況で生まれたのかという理由を示す重要な鍵となります。ぜひご自身のホロスコープで確認し、この魂の設計図を読み解いてみてください。

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