ワンド2を絵で理解する

帽子をかぶった男性が左に向いています。小さな地球を持って左手で棒を持っていますね。
見張り台のなのかな?と感じたのですがこれはお城の上という説もあります。立方体の石づくりのテラスみたいなところなのでしょうかね。お城の城主のよう。ですから世俗的な力を持っているでしょう。またどこかの国を制圧しようと地球儀を眺めているのかもしれません。
左の下にはバラと百合が絵が描かれています。

この配置で考えると、地球のあるあたりや顔があるあたりは「火星」と「太陽」にあるようです。ということは〜この二つの惑星は男性的な積極的なエネルギーです。ですからこんカードはやる気に満ち行動してみよう!と思っているようですね。
世間や相手は右側なので彼はそちらには向いていませんので、あまり周囲のウケは考えていないようです。内面の火が盛り上がっているのかなという感じでしょうか。
数字2でワンド2を考える
私はキホン数字の意味で考えて行っています。
2という数字はこの世の矛盾を表す数字。
例えば。一人っ子を謳歌していたのに、妹、弟が生まれて「比較」という恐ろしい概念が生まれてくるわけです。2はそういう世界なのです。2は私とあなたを創りだし、私はあんたより賢いか、賢くないか、被害者か加害者か、と分断していくわけなんです。2は悩み多き世界。
また、私がいてあなたがいると「方向性」が出てくるわけです。意識の方向性みたいなもの、ベクトルというもの。
現実を創るにあたって意図や方向性は大事ですよね。そしていつも自分が2つの思考をもっていると意識するのも大事ですよね。
それで、ワンドはこの最初のぶわっと燃え上がるエネルギ−が方向性をもちはじめていると解釈しています。1でなんだかわからない火のエネルギーに包まれたわけですがここでその火の行き先が決まるのですね。
命が始まる時は受精卵が分割されてできていきますよね。
高校の生物の教科書です・・・一つが二つに・・二つが4つに・・・と分かれていきます。生命の最初の分割。これが間違うと具体的に違命は生まれないでしょう。この2つにわけるというのは大事なポイントなのであります。

二つに分かれて方向性を決めて行くように、自分のあるゴールを目指そうとしてる様子と思ってもよさそうです。
しかしここ数年のスピリチュアル業界では「ノンデュアリティ」や「二元の統合」がテーマになっておりますね。
ワンド2のメッセージ
思いついたことを実行にうつす
未来に対して野望を持っている
または夢が必ずかなうと信じて疑わない
力と富をこれから狙おうとしている
(昔なつかしい)ヒルズ族になりたい
敵を制圧する
攻略しようと計画をたてる
ワンド2逆のメッセージ
攻略がうまくいかない
思いつきを実行できない
暗い未来の見通し
夢を捨てる
世俗を捨てる