ソード8を絵で考える
左寄りに人が立っていて、包帯のように自分の体を縛っています。目も塞がれていて、何もできない状況です。何か監禁されているようなイメージにも繋がります。
行動したくてもできない状況もあります。絶体絶命の危険な場所で何もできない様子。
そして背後には剣が地面に突き刺さっています。
左に3本。右に5本。土に刺さっているということは剣の本来の用途とは違います。地面に剣が立っているということを少し象徴的に考えると、「土」実際性の上に「風」言葉が置いてあって、本来土地は誰のものでもなかったのに、言葉や知性によって区分けさせられているとも考えられるでしょう。
インディアンたちは土地を所有する概念がなかったけれど白人の登場によって土地を奪われた。
ソードが乱立する状況は、開発が進んでいて、自然とのつながりが立てれて苦しい状況になるでしょう。都会にいる人間たちの様子にも感じられます。土地を流れる水も干上がり、感情や気持ちが枯れている様子です。
剣があるということは、刃物が剥き出して背中にあるので、リラックスできません。目隠ししているのでそれに気づくことをせずあえてそのストレスを見ないようにしているのかもしれません。
ソード8のカードは上側は何もなくて真ん中少し上ぐらいから剣が突き刺さっています。この剣のルールは社会的な常識を踏まえたものであるようです。みんな同じように横並びにならなくてはいけないというように考えているようにも感じます。
数字の意味でソード8を考える
8は集中というエネルギ−状態の意味です。
ソードは嗜好ですから特定の考えに集中しているとも言えます。しかし集中すぎて自分の論理だけになってる→自分の考えに固執するまたは他人からいわれたことに固執しているのだと思います。
なかなか自分がそこにハマっていることに気付けず、柔軟に考えにくい状況です。思い込みが激しい状態です。
周囲の剣は他人の意見かもしれません。その意見にがんじがらめになって動けません。やれそれは健康だ!それは身体に悪い!それをすると運勢がさがる!それをすると運気があがる!というようなものもあるでしょう。
自己啓発セナーとかに行き過ぎたり、スピリチュアルなセミナーに行き過ぎたりすると、周りのいうことに縛られてしまいこんな風になる人もいるかもしれません。自分の意思が抜き取られてしまいます。気をつけないとね!
ソード8のメッセージ
ルールに則った考え
親や社会の常識的な考えに従わざるを得ない
監禁されている
縛られることが好き(マゾ傾向)
束縛されたい
考えに固執する
考えが狭い
集中した思考
自由になれない状況
左脳の考えに縛られ現場を見ない
分析過剰
机上の空論
良い躾け
集中して勉強している
誘惑を見ない負けない
うるさい人がいる
権威に従ってしまう
権威に弱い
情報の比較ができない
厳しい教え
ソード8の逆位置メッセージ
束縛からの解放
現場を知る
頭でっかちにならない
比較検討する
他の意見を聞ける
苦しみから再生する
安全な場所に移る