ソード4を絵で理解する

横たわる騎士が見えますが、これは棺です。ヨーロッパでの裕福でお金持ちの棺は彫刻を施されている棺があります。

重たい石が冷たい大聖堂に安置されています。とても静かで穏やかな世界があるように思います。世俗の競争からは解き放たれた世界。剣の騒がしいそしていつも命を狙われているような戦いは終わって休んでいる状況です。
また剣も存在感が薄く壁に馴染んでいるように感じます。棺にも1本描いてあります。ですから剣=戦いの意志が感じられません。剣を使ってないですね。休んでますね。戦士にも休息は必要。必要な時がきたらまた使うという感じです。

右上が夢とビジョンの海王星、そして右真ん中は木星で、この二つの惑星は「理想」を意味していて、そこに剣があるということは「本当の理想のために剣(知性と戦い)を使う。それまでは使わない」という意味にもなりそうです。
自分の鉄のような意志をちょっとお休みさせている状態。押してダメなら引いてみなという境地かもしれません。
またソードは思考ということもありますから、いろいろぐたぐた考えることを休止しようとしています。小手先だけの技術では対応できなくなったのでしょう。
あれこれネットビジネスに手を出して様々な情報商材を手にいれたのだけどなかなかうまくいかない。ちょっと待てよ。いったん脇においてそれをやめてみる・・というような感じ。
左上にはステンドグラスが描かれています。天王星という革命や覚醒の位置に神からの光が差し込んできていますから、このカードは外側は静かで眠っていますが内面の気づきや覚醒が起こっているカードだとも言えるでしょう。
数字4の意味でソード4を考えてみる
4は維持と安定の意味があります。
ソードは思考ですから、あっちこっちにフラフラしていた考え方がはっきり安定してくるという感じでしょうか?会社の事業をあれもこれもと欲張ってやっていたけど、事業の路線をしっかり統一させるような流れにも思えます。石の重さは、安定さ、ブレなさ・・・そのようなものに繋がります。
4は安定の四角形。あまり変化はありませんが地上で強固に力を発揮していけます。
ソードはコミュニケーションでもありますのであれこれと婚活サイトで出会った人と関わりを持ってきましたが、もう身を固めようと少し落ち着いてくる様子かもしれません。
自分の考えを周囲に振り回されず、良い意味でキープしていく様子でもありそうです。
小アルカナソード4のメッセージ
休息をとる
考えるのをいったんやめる
タイミングを待つ
戦略を安定させるための努力、
コミュニケーションを安定する(だいだい相手の出方がわかってくる状態)
戦うのをやめる
自分の意見を言わない
黙って推移を見守る
計画のいったん休止
契約の休止
小アルカナソード4逆位置のメッセージ
少しずつ止まっていた計画が動き出す
外の世界とコミュニケーションを始める
おやすみが終わる
休養が終わる
SNSでの活動で動き始める