ソード3を絵で理解する
ハートに3本、剣が刺さって痛そうなカードですよね。
このカードは、15世紀に作られたsola buscaのタロットのデッキのデザインを参考にしたようです。
心臓が刺さるように痛い・・・。ダイレクトにそのイメージを伝える素晴らしいデザインだと思います。
ですからこのカードの意味は絶望、悲しみ、苦しみ・・などと言われますね。
ただちょっと考えたいのはハートって感情=水やカップのことなのですよね。だからこのカードは合理的な剣と感情的な水が描かれているカードであるということです。
本来、わけて考えるべき「感情」を持ち出してデッキの意味に深みを与えていると感じます。
ハートは心臓であり、ハートチャクラでもありますね。心臓って血液を押し出すポンプでもありますが、見えないエネルギーフィールドにも強烈なエネルギーを出す器官らしいのです。
アメリカにはハートマス研究所というところがあるようです。
「感情」と「心臓」の関係性についての研究を推進し、実用的な感情マネジメント・ストレスマネジメント法を普及するために、1991年に設立された非営利法人です。
http://mental-plus.jp/blog/history/
心臓がとても大事で「ハートから生きる』ことを大事にする・・ということが大きなテーマですが、それを科学的研究を通じて研究実証しているようです。
ここの考え方によれば、自分の感情が周りに伝わってしまうことでもあるらしいのです。だから自分の感情を大事にすること、ハートを意識した呼吸をしなさいと説いています。
だからハートにこんな剣が刺さっていたらちょっと回復が不可能というかかなり厳しい状況であるというように感じてしまいます。この剣を抜くにはどうしたら良いのか?ということを考えさせらえるカードです。
数字の3でカードの意味を考える
発展の3ですから、この絵のイメージをいったん脇に置いて数字だけ考えれば、頭が冴えまくってすごい!みたいな状況と考えてもいいでしょう。頭の回転が早く打てば響くような様子。
アイデアがどんどん湧いていって次から次へやることや連絡が入ってくるような状況です。
しかしタロットの意味を絵を入れて深く考えてみると、それがほんとに「心からやりたいこと?」ということになりそうです。
わざわざハートの居心地良さを無視してストレスの強い状況を選んでいそう。それは役割だからやらなくてはいけない状況でもあるのでしょう。また組織人だから自由勝手は許されないということもあるでしょう。
その我慢がハートを貫いて不安であまり居心地良くない状況になっています。
またはソードは切断したり切ったりまぁ断捨離世界なので、整理整頓して次に進む方向を決めるなどというような事を言ってもいいかと思います。
余剰なものをカット。会社の無料コーヒー機をカットしていくような。。そういう身近なところで「ここの会社はまだダイジョウブだよね??」と不安がふくようなイメージでしょうか。
ソード3のメッセージ
ストレスが多く気持ちが晴れない
義務だけで決断している
ハートの感覚を無視している
立場上好き勝手できず辛い
悲しい気持ちになる
言葉で傷つく
解決しなくてはいけないことがあり気が重い
気持ちに踏ん切りがないのに捨てなくてはいけない
気持ちに踏ん切りがないのに関係をきらねばならない
ソード3逆位置のメッセージ
徐々に気分が晴れやかになる
心が回復する
穏やかになる
気持ちを優先させる
ストレスから解放される