1:タロットカードは22枚の人生の紙芝居
22枚のカードは一つの絵巻です。これを通して現れる魂の成長物語です。さてこの22枚のお話のテーマはなんでしょうか?
私はマルセイユタロットを真似して絵に描いたことからそれは直感的にやってきました。
0愚者は別格な特別存在
愚者はこの世界に入りきらない特別な存在です。タロットの国があるとすると、それぞれカードが守る領地があるのですが、そこからそれぞれのカードは動きません。しかし愚者0はその様々なタロットの国々をパスポートなしで出入りができる、私はそんな感覚があります。
2:タロットの1から5はこの世界の基盤
タロットカードの0愚者から5教皇は、どんなカードでしょう。それぞれ人物像が堂々と描かれていますね。肖像画のように一人一人カードに収まっています。
タロット国の基本の登場人物です。1は中庸。2.3は女性性と4.5は男性性。
これは道教の「太極図」です。
『易経』繋辞上伝にある「易に太極あり、これ両儀を生じ、両儀は四象を生じ、四象は八卦を生ず(易有太極、是生兩儀、兩儀生四象、四象生八卦)」の概念、陰陽思想、五行思想に儒教思想を関連づけて説いたもの。・・・・・森羅万象の生成発展から人間の地位や道徳の根本を論説しており、それまでの儒教には見られなかった新しい世界観を提示した点で画期的であった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/太極図説
太極=タロットだと0または1
両義=タロットだと2.3(女性性 陰)4.5(男性性 陽)
と感じられます。生成のためのベースが1から5とイメージしておくと良いでしょう。とても抽象的なエネルギーではあります。
私という存在が父と母のDNAでできているように陰陽はこの世の土台なのです。
3.タロットカード6から8の流れ
例えばマルセイユ版の:6 恋人を見てみましょう。
タロット占い鑑定では、「調和」とか「相手をみて合わせていく」とか「マッチした関係性」とかまーとにかく環境と私がうまくやっていける様子・・・です。
両隣に女性がいてこの女性を選ぶ「選択」と彼は向き合っている。お母さんか彼女か?みたいなことでもあります。嫁姑問題でオロオロしている旦那さんともいえるでしょう。
それでこの二つは私はこの地上のルール、「二元性」を書いていると思われえます。二元性??ってなに??ってとですけど、この世の中は男と女・・・・陰陽でできているのですね。あなたがいて私がいて差別が生まれる。分断が生まれる。
あるいは左脳と右脳という話かもしれません。直感と論理。左脳と右脳をつなげる脳梁というのがとても大事なものらしいです。結び付けられて脳は働く。
3.タロットは潜在意識と顕在意識をどうつなぐかが描かれている
左脳と右脳を考えると、さらに「顕在意識」「潜在意識」をどう扱うかが描かれていると思うのです。
右は外にむかっていくほうだから、右は顕在意識と考える。若い女性の方ですね。そして左側はお母さんの方。これは潜在意識。だから彼の心の奥にはお母ちゃんがいる・・・・
真ん中の彼は潜在意識と顕在意識をつなぐのですから大事なのです。陰陽の真ん中にいる。この0ポイントはとても大事だと思うのです。
世の中の事件を見て、「ああかわいそう」とか「許せない」とか感じると、顕在意識と潜在意識に広がるわけです。周波数とか波動とも言えますよね。でもそこからちょっと外れて感情がどこにも入らない「自分の足場」を作る。
恋人たちの真ん中の彼はその間でまだ右往左往している様子がタロット6の意味です。
タロットは「私」がいかにその顕在意識と潜在意識を使いこなして行くかの、ロールプレイングゲームの様子が描いていると思っていいと思います。
他のカードもそんな二つの間を行き来きしているものが多いですよ。
以下の記載は少々お待ちください・・・。