タロット逆位置の読み方〜白黒ではなくボリュームとユング心理学の補償作用で考える

1、タロットの逆位置をどう読もうか?

タロットの意味を1枚ずつ少し覚え始めたころ、ドカンと立ちはだからる壁が「逆位置」という考え方ですね。

逆位置・・・・さかさまにでていること。

これ、正逆で白か黒かみたいな両極で考えすぎると「わけわかんねぇ~~~~!」になりやすい。

これはユング心理学の視点からもとても大事なことを示しています。

ユングは人間の心を「陰陽」として捉えました。でもその陰陽の中に白でも黒でもない、その間のグレーの領域に素晴らしい心のパワーがあると思うのです。

03の記事でお伝えした「葛藤保持力」を思い出してください。白か黒かをすぐに決めずに、グレーの状態をしっかり味わいきること。

逆位置の読み方も同じです。過多か過少かという両極を知りながら、その人の状況に合わせてグレーの中でどこにいるかを感じ取る。それが逆位置を深く読むということです。逆位置とらないっていう人もいるけど、とったほうが読みに深みがでるよね。

2、逆位置は「音のボリューム」で考える

正位置は音量であれば「適正」と考えてみましょう。小さすぎず・・大きすぎす・・なのです。

逆位置は、ラジオのボリュームが適正でない状態をイメージしてみてください。大きすぎる場合と小さすぎる場合、両極端があることを理解しましょう。なので意味は「エネルギーが多すぎる」「エネルギーが少なすぎる」というパターンになります。

例えば「4皇帝」と逆位置は・・・

過多タイプ:口うるさい父親、厳しすぎる父親、頑固な男、間違ったリーダーシップの男過少タイプ:稼がない男、夫の立場をわからない人、曖昧な父親、弱い父親、家長としての威厳がない人

というように、両極あるように考えてみてください。

それで心は本来バランスを取ろうとする自己調整機能を持っています。でもあるエネルギーが過多になると、その補償として反対のエネルギーが無意識の中で強くなっていく。

皇帝の逆位置で「口うるさい父親」が出た時、その人の無意識には「もっと自由でいたい」「縛られたくない」という感情が隠れているかもしれません。

逆位置は単なる意味の弱まりではなく、無意識の補償作用が表れているサインとして読むこともできます。

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