7タロット占いを深く読むために 未来は決まっているの?

1、未来は決まっているのだろうか

タロット占いでは「過去、現在、未来」という3枚読みがありますよね。

過去がこうでした。
現在はこうです。
未来はこうなります。

さて未来はいつぐらいの未来なのでしょうか?私は期日を決めなければ、タロットは3ヶ月ぐらい先と設定しています。あまり先のことは読めません。

しかし「未来」はどこにあるのでしょうか?

2、未来の予測とは

さて・・・・「未来」って何だと思いますか?

答え・・・・未来はどこにもありません。過去もどこにもありません。記憶にはあるかもしれませんが。でもその記憶も「私」というメガネで見た記憶であり、例えば誰かと同じ映画を見ていても見ている人によってその映画の印象はまったく異なりますね。

あるのは、永遠にだけです。

今この瞬間になにを感じるかを常に見ているのが人生です。そして未来を作るということ=自らが運命を作るということは、今この瞬間からでしか、はじまれない。だから未来はいつでも書き換え可能なものであり、自分の意志がクリエイトしていくものである。

・・・そんなことをいつも思います。

さていろいろな場所で学ぶとやはり「未来は変わりやすいの決定したものではない」という言葉を聞きますね。

有名なアカシックリーダーが、未来は「その言葉を聞くことでバイアスがかかり未来は変わってしまう」と言っていました。バイアスというのは先入観です。それが1回入ると意識が変わってしまい、それまでの路線が変更されるというのです。アカシックレコードとは見えないレベルに存在されるとされるこの地球のあらゆる出来事を記憶している図書館だそうなのですが、未来だけは断定されているわけではなく可能性のある未来の情報を見ているということなのだそうです。

未来を語る言葉は「呪い」になってはいけない。暗い未来予測をして「当たった!」みたいなことをするほど閉鎖的になっていくような気がするのですがね。人間は生きたい願望と破滅したい願望を持ち合わせた生物だと思うけど(地上は2元性ですからね)、最近はなぜか破滅したい願望強い人が意外と多いよなぁって思うのですよ。

さてタロットの未来は「たくさんある未来の中でこのままいくとこうなりそうですよ」という意味になってくるでしょう。けっして決められたものではありません。

未来のタロットの出方が悪いようであれば「このまま行ったらこうなる可能性が高いから、どのように対処して安心を得るか」というところまで話すことが筋でしょう。

「★月、★★★で何かが起こる」みたいな言いっぱなしは1番良くないですね。それを言うことで思うことでそのエネルギーを作っているようなものですからね。想念をすぐキャンセルしてくださいね・・。

タロットを深く読むためにシリーズ

1:タロット占いを深く読むために1番大事なこと

2:22枚の通しテーマを把握する

3:列に並べて共通項を見つけよ

4:大アルカナと小アルカナとコートカードの違い

5:質問の書き換え力を養おう

6:直での読み方とは?

7:未来は決まっているの?

8:現実にできるだけ落とすこと

9:主題の求め方

10:ストーリーの作り方

11:情に寄り添う言葉小アルカナ

12:直感読みタロット練習法

13:カードの意味の階層を増やす

14:2枚読みとは

15:逆位置の考え方


タイトルとURLをコピーしました