タロットを通じて心のパワーを蘇らせる
この記事はタロット読みに関係あるの??って思うかもしれませんが、絶対的な大事な基本です。タロットを通して意識の世界を広げ、潜在意識のパワーを知ること。これが私がタロットを通じて学んできたことです。
見えない心のパワーを高めること。それがタロットを学ぶ目的だと思っています。
心や潜在意識の機能を知り、使うことは昔は限られた人しか使えない知識でした。オカルトという言葉は「隠されたもの」という意味だそうです。
ラテン語: occulere の過去分詞 occulta(隠されたもの)を語源とする。目で見たり、触れて感じたりすることのできないことを意味する。そのような知識の探求とそれによって得られた知識体系は「オカルティズム」と呼ばれている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/オカルト
多くの人は自分の心の素晴らしさに蓋をして無難に生きることが大人になっていくことになっていきます。私もそうでした。
でもタロットはその流れをストップさせて、本質のあなたに生まれ変わらせることでしょう。
心や意識のパワーを呼び覚ましてください。
心は言葉でなく「イメージや感情」に反応します。詰め込み式の頭脳で読むのではなく心=ハートで読むタロットを目指しましょう。
タロットカードを読むというのは単語を丸暗記して、それを機械的に使うことではありません。イメージを読む事と同じことです。
イメージを読む
イメージ??
わかりにくいですよね。
例えば二つのお花があるとします。


同じバラだけど・・・どんな感じがしますか??この「感じ」とか「雰囲気」がイメージの入り口です。
上のバラは「神秘的」「静けさ」を感じる。
下の写真は「ほんわかした暖かい感じ」を感じる。
じゃあそこからどんなイメージが膨らむか?それは人それぞれの経験などからも変わってくるでしょう。
タロットも同じように絵に付随する「感じ」も読み取ることが大事なのであります!!
カードに一つの意味が硬く結びついているのとは違います。
タロットの絵をイメージで読むことは象徴を読むということです。これはいろいろなレベルで意味を引き出すのです。
これは夢解釈とも似ています。絵画分析とも似ています。
夢も絵画もビジョンだけですが、言葉なくてもそこから人は感情を動かされたり、何かヒントを得ることができます。タロットもまったく同じです。
なのでタロット占いがうまくなるためにはたくさんのイメージやビジョン(絵画や映像)をたくさん見ることがベースにあったほうが良いと思います。イメージをみて何か浮かばせるということをしたほうが良いということです。
私も、絵が好きだった父の影響で、小さい頃からヨーロッパののアカデミックな油絵や、ゴッホやゴーギャン、印象派などの「ビジョン」をみていました。学生時代は美術系だったので、美術館などにもよく行っていました。
そこで絵をみて何かこの絵はこうだああだと、解釈していたわけではありません。
なんとなく「感じる」ことをしていたのです。
タロットもなんとなく「感じる」ことって、とっても大事だと思います。
感じるということは五感を研ぎ澄まし、言語を超えた世界からメッセージを受け取っていることになります。いわゆる直観やインスピレーションの世界からの情報です。
タロットの絵をみてどんなことが浮かぶだろうか
タロットをはじめて学ぶ時はどうしても学校の勉強のように、言葉を覚えるようにしてしまうことも多いですね。しかしそれだけだと、たくさんのカードを並べた時に柔軟性を発揮できず、読むことが苦になってしまうパターンもあります。
だからそういう時こそ、絵をみてぼんやりできるかが、タロット読みの才能ではないかと思いますよ。
ぼんやりすることで、左脳的な働きが弱まると、体の感覚に意識がいったり、イメージがおりてきたり、言葉が浮かんだり、過去の思い出がよみがえってきたり・・・という内部から浮かんでくることが実はタロット読みにも大事なのです。
タロットは「そこ」にアクセスするイメージ絵画です。「そこ」というのはアカシックレコードでもあります。見えないレベルの情報倉庫です。そこにつながる「キー」がタロットなのです。
「そこ」というのは巨大は無意識領域でもあります。そこへのアクセスはリラックスしてホッとするようなエネルギーになればアクセスできます。胸の中で感じてみると良いでしょう。
タロットもリラックスして眺めてみましょう。リラックスができない人は以下のことを試しましょう。
タロットにはリラックスが大事
閃きをつかまえるために
1:深呼吸
鼻から息を大きく吸って口からスーッと長く息を吐き出します。息を吸う時はお臍が動くようにお腹の底まで空気を入れます。また腰や背中に入れて見ます。肋骨が動くことを感じます。脇の下が膨らむ感覚、鎖骨の上まで空気が入る感覚を味わいながら20回ぐらい深呼吸しましょう。
2:ヨガの「チャイルドポーズ」をしてリラックス
呼吸だけでなく体のポーズもいれるとさらにリラックスが深まります。
3:脳波をシータ派に変える音源を聴く
リラックスしている脳波に強制的になってしまうというやり方もあります。
脳波には覚醒から睡眠まで数種類の脳波があります。
ベータ波 | 日常覚醒時 ストレスのある時 |
アルファ波 | リラックス 集中時 |
シータ波 | まどろみ 瞑想 |
デルタ波 | 熟睡 |
昔の修行僧たちはシータ波になるために業をしていたのですが、現代で
理想の脳波にできる音源アプリがあります。タロットにはシータ波が良いでしょう。瞑想の状態でタロットをリーディングするのです。
スマホのアプリで「バイノーラル」と検索すると何種類か出てくると思います。私が持っているのはmind Waveです。
これを聞くことで深い瞑想状態になるわけです。でも呼吸が1番大事だと思うのでこれを聴きながらゆっくりした呼吸をすると良いと思います。
4,本格的バイノーラルビートを聞いて意識の世界を拡大
本格的なバイノーラルビートを聞いていつも「瞑想」の状態になる体をつくってしまうことをしてみても良いでしょう。
「バイノーラルビート」とは、聴覚刺激を与えたときに脳の活動の測定された変化に与えられる用語です。 人に2つの異なるトーンのステレオサウンドが提示されると、脳は実際のトーンそのものではなく、トーンの違いを聞いて反応する応答(バイノーラルビート)を生成します。
https://www.mindfithypnosis.com/about-binaural-beats/
120ヘルツを左から、115ヘルツを右から聞かせるとその二つのトーンと差の5ヘルツを脳は感じるらしいのです。この作用によって脳がリラックスしたり、ポジティブになったり、心を落ち着かせるそうです。
この技術を利用した音源に「ヘミシンク」があります。ヘミシンクはアメリカのモンロー研究所が作ったCDシリーズです。
これは基本。ゲートウェイエクスペリエンス。私もこれは5まで聴きました。誘導瞑想がありながらバイノーラルビートが入っています。最初は寝落ちしてしまいますがそのうち慣れてくるでしょう。意識の世界に「行く」というのはどういうことなのか体験できるでしょう。
私はこちらのゴーイングホームを2ヶ月ほど聴き続け、夢の中で深い体験をしました。
他にも普通に音楽とバイノーラルビートのシリーズもたくさんあります。
しかしこれだけに、盲信してはまらないように!!依存は禁物です。私たちは霊的に自立した存在にならないといけないからね!
このようなリラックスと意識の拡大ツールを使ってタロットに親しむことをしていくと、リーディング能力も高まります。そして意識の成長も高まっていくでしょう。直感やひらめきが普段から増えると思います。
タロット買ったら・・・勉強の具体的な一歩
タロットを習うのに1番最初にやっていただきたいことは、まず絵をながめて、絵を覚えることです。
特にタロットは刺激的な絵、または「怖い」と思うような絵があります。いろいろな感情がふきでてくると思います。
その感情をまず大事にしてください。タロットカードは人間と同じなのです。あなたとタロットの最初の出会いです。
どんな印象がしますか?恋に落ちそうですか?それとも嫌いなタイプですか?
・・・というようなところを1枚1枚みてみてくださいね!これは22枚だけでも大丈夫ですが78枚やるべきですね。
ノートに1ページずつ書いておきましょう。その感情反応が実はあなたの心を赤裸々に表していたりします。例えばこのカードを見てどんな気持ちになるでしょうか?

こんな人物好きですか?嫌いですか?
あるいはこんな甲冑を着て石の椅子に座ったらどんな気持ちになるでしょうか?
こういうリーダーや社長みたいなことをしたいですか?
それともこんなカチカチな場所にはいたくない?
色々な思いが出てくると思います。
その思いはあなたが「皇帝というあり方」への答えです。嫌いよりは好きな方が良いですね。タロットを全部扱うのであれば・・・。
嫌いに人はなんで嫌いなのでしょう?お父さんがこんな人で横暴で勝手だった・・・とかそんな気持ちは出てくるかもしれません。
そんな気持ちの奥にある「こういう人に対する恐怖や嫌悪」があることに気づかないといけないでしょう。そうしないとカードをニュートラルに読むことができません。1枚1枚やっていくと良いでしょう。
絵だけではわからないカードもまだまだあると思うのでわからないな・・感じないなと思うカードはそのままにしておきましょう。何が感じなかったかをチェックしておくだけで良いです。