ウェイト版愚者

タロット講座 愚者のメッセージと読み方

タロット愚者を絵で理解する

タロットウィト版愚者

ウェイト版のタロットではこんな絵柄です。崖っぷちでの焦らずにのんびり歩いていますね。さてこの絵柄を絵画リーディグしてみようと思います。これは松村潔先生が考案した惑星の対応です。

絵画分析

右上の意味 海王星の場所

愚者は右上に白い太陽が輝いています。左上は「海王星・ドリーム」のエリアですから、白=純粋な夢とビジョンを持っているということになるでしょう。あまり世の中の常識やルールではなく自ら溢れてくる「理想」があるのです。あまりに輝きが強いと「気がふれた」人に思われてしまいます。海王星は白昼夢のようなエネルギーですから、人生すべてがそっちに行ってしまっている様子ともいえるでしょう。周りからみたら危ない人物にもなりかねません。ただ正位置であればそのクレイジーさは社会に繋がりを持つでしょう。

左全体に向いている意味

この分析ツールで考えると左側が個人、右側が社会という意味になります。ですから左側にこの愚者は向いていますからとても個人的なことん没頭していきたいのですね。左下は水星・技術やコミュニケーションです。ちょっとオタク的なものに没頭したいという意味にもなるでしょう。しかしその先は道がなく安全の保証はありません。でも彼は構わないのです。

愚者の顔は左上に向いている

左上は「天王星・ユニークさ」の領域ですがそっちに顔を向けています。天王星は周囲の影響を断ち切り自分らしさを追求します。ですからこの愚者も誰にも咎められずに自由さとユニークさを求めていこうとしています。

顔は何か陶酔しているような顔ですね。酩酊しているのか瞑想しているのか何か両方という感じがします。

右側は他人と関わりが発展させる木星

右側の真ん中は木木星位置ですが、このカードは高い山々がそびえ立っています。だから他人に向けて高い壁を作り自分の世界を楽しんでいるという感じがします。それはアブノーマルな趣味に没頭しているのかもしれません・・・。なんてったって愚者だしね。

でも薔薇の花がありますからそういう変わったオタクであることをよしとしているような気がします。私は変わっていていいんだ!って堂々と思っているのだと思われます。

右下は喜びの金星のエリア

白い犬がいます。古いマルセイユ版は一生懸命引っ張っていますがこの犬は一緒に遊んでいるようにも思えます。犬は従順さや境界の番人です。エジプトなどでは黄泉の国の番人はアヌビスという犬のような神がいます。

この犬は本来番犬なのに一緒にこの境界を突破しているようなのです。これがこの愚者の喜びであり価値になります。

タロット愚者の正位置のメッセージ

自由になれ
飛び込む勇気を持て
ルールを逸脱しろ
常識をぶっこわせ
力を抜け
この瞬間に居続けろ
何もしなくていい
努力しなくていい
達成に向かうな
オタク的なものをに没頭せよ
自分だけの理想とビジョンに迎え
人の気持ちも自分の気持ちもわからない
自分のやりたいことを優先せよ
馬鹿馬鹿しいことに道がある
恐怖をこえよ
適当にやれ
成り行きに任せろ
エゴを超えろ
コントロールを捨てよ
直感を信じる
新しい人生のナビゲーションを使え
計算するな

タロット愚者の逆位置メッセージ

警告として

適当すぎる
だらしない
社会的な約束を守っていない
遅刻
グループから外される
浅はかな行動
子供の部分の抑圧
自分らしさを殺す
想像力の欠如
信頼を損ねる
なんども逮捕される
常識知らず

メッセージとして

常識を知る
組織のルールを守れ
大人の対応をしなさい
心をこめなさい
丁寧さを大事に
他人を思いやれ

愚者みたいな恋愛運はどんな感じか

愚者は自由です。
恋愛=拘束と思ってないですか? 恋愛はしたいけど自由でいたいという現れ。

愚者は気ままでいいかげん。
あまり真剣なつきあいはしたくないのではないのかなと思ってしまう。

愚者はとても変わり者。
シゲキのある相手でないとだめみたいですね。またはダメんずが好きとか。

愚者は決まった場所に住まないジプシーみたいな人。
まだ一人に決めたくないとも読める。

愚者は危険なことがわからない。
質問者はけっこう世の中の常識を超えた恋愛観を持っていそうです。あっさりネットで知り合った人と会うとあデートするとか、危険な道を危険を思わずするっと垣根を超えていく。

◆「この質問は解読不能、もっと大事なことあるよ~~」というタロットカードからのメッセージということもあります。

愚者みたいな仕事運はどんな感じか

◆愚者は街の外の住人
そもそも会社に行けるのか???

◆愚者は変わり者
採用はあまりされないでしょう 自由な型破りな会社であればウェルカムされるかも。

◆愚者は自分のことならやる
遊びや趣味などが仕事になる

人物像

特定の人物がずーっと愚者というわけではないでしょう。ある人生の一時期において愚者であったりするのかもしれません。世の中の常識を飛び越える時。あるいはルール違反するとき。そんな時全ての心の中にある愚者が生き生き輝いているのだと思います。

愚者で思い出す絵

ボスの作品に愚者の船という絵があります。これはセバスティアン・ブラントという人が書いた本と関係あるのではないかという話です。セバスティアン・ブラントはドイツ人で「愚者の船(または阿呆船)」という本を書いたそうです。

いろいろな社会階層のひとたちが船に乗り合わせ、人間のこまったちゃんな部分をシニカルに書いた本のようです。その中には当時の星占いを、盲目的に信じる人も書かれていたようです。

星からまともに学ぶなら、

人に理性と魂に

恐怖をうえつけることもなく

不吉どころか帰って役に立つ

立派な仕事に違いない

ところが用はまったく逆で

星が予言と占いの道具になりはてた。

創元社 天文不思議集 P171 セバスティアンブラント 愚者の船より

戒めとしてこの詩は考えさせられる。



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